戦場のピアニスト


 今日の休みは、久々に映画を見に行った。鑑賞するのに絶好の席が空いていたのでそこに座ったら、係員に予約券はあるかと聞かれた。ハガい、そこが予約席とは知らなんだ。

 わしは第二次世界大戦下のユダヤ人を描いた作品が好きで、これまでも、「シンドラーのリスト」や「ライフ・イズ・ビューティフル」を見たが、今日の「戦場ピアニスト」もそれらに劣らず、心に染み入る作品であった。ただ、毎度のことながら、ユダヤ人が非合理に惨殺されるシーンには目を覆いたくなる。

 今回の作品で最も良かったシーンは、ドイツ軍の将校が主人公のピアノに感動し、彼がユダヤ人と知りながらも命を救った場面である。

 そして、そのドイツ軍将校の、「お前は以前ラジオ局でピアノを弾く仕事をしていたのか。戦争が終わったら、是非聴かせてもらうよ」と言ったセリフがなんとも言えなかった。しかし、彼は捕らわれの身となり、二度とラジオを聴くことはなかったのであった。

※物語の最後の方で戦車からポーランド国歌が流れていたが、その曲がポーランド国歌と気づいた奴はいたのだろうか?

 
いい映画は1人でじっくり見るのがいいのだ。←強がりはよせ。


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