今日、三浦和義の最高裁での無罪が確定した。一昔前は、「ミウラ・カズヨシ」といえば、サッカーの三浦知良であったが、二昔前は「ミウラ・カズヨシ」といえば、ロス疑惑の三浦和義であった。
サッカーのカズがブラジルから帰国した当時は、はるかにロス疑惑の「ミウラ・カズヨシ」の方が有名人であったから、カズも随分とハガい思いをしたと思われる。
今の20代以下の人はロス疑惑の三浦和義のことはよく知らないかもしれないが、1983年から85年にかけては時の人なんてものではなかった。毎日のようにワイドショーが取り上げ、レポーターと彼との丁丁発止が番組の名物になっていた。
三浦が逮捕されたのは1985年であったが、逮捕以来徐々にマスコミの扱いが少なくなり、ここ10年ほどはほとんど話題にすらなっていなかった。
で、今日、久しぶりに三浦が記者会見しているのを見たが、そのあまりの老けぶりに唖然としてしまった。頭はハゲてるは、ヒゲは白いはで、とても1985年当時の面影はなかった。
まさに、「歳月に人を待たず」というのを実感した。まあ、彼を10年以上も見ていないのだから、それも当たり前かもしれない。
人が老けるのは、サッカーのワールドカップを見てもわかる。長く代表で活躍している選手は3大会あるいは4大会連続で出場したりするので、その変容ぶりがよくわかる。
たとえば、1986年のシーフォと1998年のシーフォは完全に別人であった。また、1998年は渋いおっさんであったドゥンガも、1990年は若々しかった。
このように人間誰でも歳を取るが、まだ老化のメカニズムがわかっていないらしい。それがわかれば、かなり寿命が伸びると言われている。
それはともかく、これ以上年取りたくねぇなぁ。
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