胃カメラは懲り懲り



 
今日、生まれて初めて胃カメラの検査を受けた。想像以上に苦しいものであった。  

 検査を受ける前に簡単な聞き取りがある。看護婦に、「昨日の夕食は6時前に軽く取りましたか」と聞かれたが…。やばい。昨日は8時頃、ドカ食いしてしまった。

 
胃カメラの申込書の裏にいろいろと注意事項が書いてあったらしいが、読んでねぇ。

 それで、「どうせ明日の午前中まで何も食えないのだから食いだめしよう」と思い、いつもより多く食べたのである。
ったく、冬眠前のクマじゃねぇぞ。

 胃カメラを飲む前に麻酔薬を飲まされるが、これがハガい。何でも喉に入れて飲み込まず、3分間上を見たままの体勢でいろとのこと。

 この3分の長いこと。KO寸前のボクサーがようやく3分間耐えたといった感じであった。

 そして、いよいよ胃カメラを飲む段になった。太いパイプをどんどん喉の奥に入れられるが、これが聞きしに勝るつらいものであった。何度もゴボっとなった。

 そのつど、後でわしの背中をさすってくれていた看護婦
(おばさん、若くてきれいな看護婦にしろぃ)に、「お若いのにお上手ですね」と励まされた。

 わしは吐きそうになってんだよ。何が上手でぃ。少しして吐き気はなくなったが、腹を胃カメラでまさぐられている間、ずっと苦しかったわ。

 地獄のような検査がようやく終わると、次にやることは結果を内科医に聞きに行くことである。内科医に呼ばれ部屋に入ると、その内科医のパソコンに転送されてきたわしの胃の写真が映っていた。

 それを図示しながら説明を受けるのであるが、自分の胃を見るのは気分が悪かった。しかも、拡大画像を見せられたのだから。

 結果は問題なしであったが、胃が荒れているので、胃に負担がかかるものは食べてはいけないと言われた。
にもかかわらず、今日の夕飯は、外食でチャーハンとギョーザを食ってしまった。ついでに乙葉のDVDも買った。


 それはともかく、まだ胃の感覚がおかしい。
まじで胃カメラの検査など二度と受けたくねぇ。



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