キムラになれず


 今日もキムラになり損ねた。

 先だって予約合戦に敗れたことを反省して、朝一で電話を入れたのであるが…。キムラ嬢が急に休みになっただと? 


 ホントに引きが弱ぇ。


 というわけで、今日は日がな家にいて、養に努めた。本当は貸し金庫のカギを探したいところであったが、面倒くさいからやめてしまった。

 それで午前中は執念でベータのビデオデッキを直し、昔録画した「風と雲と虹」や「スペインW杯ハイライト」を見た。そして、午後は3時頃から昼寝に耽った。こうして、またしても不毛な休日を送ったのであった。

 にしても、「風と雲と虹と」は名作だ。「風と雲と虹と」は、平将門を主人公としたNHK大河ドラマである。

 加藤剛、緒方拳、吉永小百合、山口崇、露口茂ら豪華キャストは素晴らしいの一語。将門以下全員が討ち死にしていくシーンには滅びの美学を感じないわけにはいかない。

 このドラマの見所の一つは、吉永小百合の絶世の美しさであろう。将門も吉永小百合演じる姫を初めて見た時にぶっ飛んでいた。吉永小百合がわけのわからないおっさんと結婚した際、全国のサユリストが吐き倒れたというが、それも当然である。

 あと、やまさんこと露口茂が渋すぎだ。将門を倒すのは藤太しかいないと感じさせる迫真の演技は白眉である。

 「風と雲と虹」を見終わってから昼寝をし5時に起きたが、起きた瞬間から苛烈な闘いが始まった。

 
明日、仕事、うざってぇなぁ。


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