セブン対宇宙人


 今日の昼休みに新宿の紀伊国屋に行って来た。とある本を買おうと思って行ったのであるが、
宝島社発行の「ウルトラセブン対宇宙人」を目にした瞬間、動きがピタリと止まってしまった。  

 うむ〜、素晴らし過ぎる、その本。ウルトラセブンに出てきた宇宙人だけでなく、他のウルトラマンシリーズに出てくる宇宙人にも写真入りでかなり言及しており、その内容に異常に納得した。

※その本はウルトラマンレオまでの宇宙人に限ってある。そんなもん、当たり前である。ウルトラマンティガ、コスモスなんざ、クソ食らえだ。

 その本には、わしの思い入れが最も強いナックル星人についてもかなり詳しく書いてあった。そこには、「ウルトラマンシリーズ史上最悪の宇宙人」と紹介されてあった。

 全くその通りだ。それを読んで、その筆者と友達になりたい衝動にかられた。

 にしても、ウルトラマンとウルトラセブンに出てくる宇宙人は、芸術の域にあるといえよう。バルタン星人、メフィラス星人、メトロン星人、ガッツ星人…。

 それに比べて、エースシリーズ以降の星人はなっとらん。エースに出てきたパンダをさらいに来た星人なんざ、最悪。意味がまったくわからん。

※ウルトラマンエースが放映された1972年は日中共同声明が出された年であり、それを記念して中国から上野動物園にパンダのカンカンとランランが来たのだ。

 その本の値段は1000円弱と内容の濃さからして格安であった。しかし、昼飯をC&Cのカレーにして、いろんなものをトッピングしたら、持ち金が800円ほどになってしまっていたので買えんかった。そんな安い本を買うのにカードはよう切れん。

 こうなったら、明日もう1回紀伊国屋に行くしかあるまい。しかし、その本に夢中になっていたせいで、買うはずの本を買い忘れてしまった。

 そして最後に、その本のせいで昼休みをオーバーしてしまったことを申し添えておきたい。



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