オールスター
今朝は、昨晩飲んだドリエルが利き過ぎたせいか、大リーグのオールスター中継が始まる9時に寝坊するという失態を演じてしまった。かろうじてスターターの発表の時には間に合ったが不覚であった。
にしても、大リーグのオールスターは素晴らしいの一語に尽きる。選手個々の凄さは言うまでもないが、演出がいかにもアメリカって感じで、楽しいし飽きさせない。
特にベースラインにベンチ入りの選手、コーチ、監督が出て来て、最後にスターターが一番から順番に出てくるというのが何ともいえない粋な演出である。
今回、ポサダが子供とともに出て来たが、その子供がなんともかわいかった。こういうのは日本では考えられない。また、かつてのスーパースターが名誉キャプテンや始球式の投手として出場するのも心憎い。
わしはここ20年近く大リーグのオールスターを欠かさず見てきた。これは、ひとえに中継をしてくれ続けているNHKのお陰である。だからわしはNHKに感謝していたが、今年はNHKに吐かされた。
終盤、試合がもつれてきて、これからア・リーグのスラッガーがナ・リーグの強力リリーフ陣をどう打っていくのかって時に、NHKめ、あろうことか、いきなり何の予告もなく放送をブチ切って、天気予報に切り換えくさりやがっのである。
あまりの唐突さに、最初天気予報が始まる曲が流れた時、何が起こったのか理解できんかった。
もしかしたら高校野球中継のように教育テレビに移ったのかもしれんと思って教育テレビにチャンネルを回したが、ダメ。衛星放送にしたが、やはりやっとらん。ということで、結局、終盤の一番面白いところを生で見れんかった。
まじで殺すぞ、NHK。そんなんだったら始めから衛星放送で中継しろ。猪木とアンドレの試合が古館の絶叫とともに途中でブチ切られた、あのハガさに匹敵するもんがあった。
それはともかく、松井がヒット打ったし、今回の大リーグ・オールスターそのものにはまずまず納得した。
それに比較して、日本のオールスターは、まるで別次元の代物であった。イチイチどこが別次元か言う気にもならんが、最も大きな差は観衆のレベルの差であろう。
メジャーの球場のようにもっと静かな中で野球そのものを楽しみたいと思っているファンは、わしだけではないだろう。のべつくまなく選手のくだらんテーマ曲を演奏したり歌ったりするのはやめろ。
それと、野球とはまるで関係のないタレントに始球式をやらせるな。毎年野球ファンをなめているとしか言えないのが始球式をするので、今年も見なかったがな。
ところで、この日の日記のアップが一日遅れたのは、午後からさる人の引越しの手伝いをやらされ、その疲労で夜早くに寝入ったからである。しかし、あの程度で疲れるとは、わしも体力がなくなったなぁ。やはり、エグザスに復帰するしかない…。
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