昨日の反芻

　現在、午後６時。風呂から上がったばかりである。

　それにしても、今日は寒かった。風が１ｍ強くなるごとに体感気温が１℃下がるというが、今日は10ｍ前後の風が吹いていたから、体感温度は完全に氷点下であったろう。昨日に引き続いて、帰ってそのまま風呂に飛び込んだのであった。

　今日の出先は、下落合にある区立中央図書館である。高校野球のページを加筆すべく、午後からパソコン作業に勤しんでいたのであるが、２、３記憶が曖昧なところがあったので、それを確かめに図書館に行ったのである。

　ちょっとコピーしようと思ったら、太めのおばさんがちょうどコピーし出したところであった。それまで誰もコピーしていなかったのだから、相変わらずの間の悪さといえよう。

　1979年の縮刷版を読みながらコピーが空くのを待っていたが、そのおばさんは延々とコピーし続け、いっこうに終わる気配がない。10分ほど後にコピー機のところに目をやったが、まだやっとった。

　いい加減頭きたので、本を持って後に並んでプレッシャーをかけたが、そのおばさんは意に返すそぶりもない。昔だったら舌打ちの一つもしただろうが、人間的に大成長しているわしは再び席に帰り縮刷版を再び読み出し、終わるまでじっと待っていたのであった。

　ところで、今日は午前中、将棋を見ながら、昨日の「イブニング・キムラ」を反芻していた。

　いろいろ考えてみて、どうも相手の陽動作戦に乗せられたという結論に達した。それは、「これから土曜日だけ出ることにしたの。再来週はせ×りで休みになると思うんで、来週の土曜とか来れそう？」と聞かれたからである。

　「夕方からなら行けないこともないけど、どうかなぁ」と、どっちつかずの返事をしたのだが…。しかし、これで人間的に大成長しているといえるのであろうか？

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