心の準備がぁ

 
  今日は午後から歯医者に行って来た。予約を4時に入れていた。こと予約の巧妙さにおいては、わしの域にある奴は少ないだろう。

 今日は、依然として左下の奥歯が痛いので、痛み止めの薬をもらいたかったのである。バッファリンもよく効くけど、やはり医者の薬の方がいろんな面でいいだろうと思ったわけ。しかし、いきなり、
「グラグラして、もう限界に近いので抜きますか?」と言われたぞい。

 近いうちに抜くことになるとは思っていたけど、
やはり心の準備ってもんがある。そして、歯医者は、「今日抜いたら、以降はアルコールと運動は控えて下さい」と畳み込んだ。

 
だから、今日は抜く心境じゃねぇって。それに、わしは酒は飲めねぇんだって。いったい、何回言ったらわかるんだ!

 吐いたのがツラに出たのだろう、
「もし何でしたら、お薬出しますんで、それでも治らねば抜きましょう」と、歯医者は譲歩してきた。渡りに船だったのでそうしたが、どうも最後通牒を受けたくせぇ。

 次の予約は来週の木曜である。その日まであと9日もあるのに、薬は3日分しか出なかった。それからしても、わしの左下奥歯の命はあと9日の公算が高いだろう。

 そういや、昨晩は歯の痛み以上に、目の中に入ったゴミに苦しめられたな。スカパーで
「第2回モンド麻雀女流プロ大会」を見ていたら、突然左目にゴミが入ったのである。

 目薬を注せばすぐに外に出て来るだろうと思ったのに、なかなか出て来なかった。しょうがないんで、洗面所に洗い流しに行った。

 ところが、なかなか流れ出なく、3回目にしてようやく外に出たしだいであった。おかげで、途中15分ほど対局を見れんかった。せっかく美人プロとして誉れ高い
手塚紗掬プロが活躍していたのによ。

   
 
 手塚紗掬さきく)プロ
 
 それよりハガかったのは、そんなことをしていたので眠気が吹き飛んでしまったことである。夕食後にバッファリンを飲んでいたこともあって、ウツラウツラしながら麻雀番組を見ていたのだが…。

 まあ、昨晩は眠るためのその1
(市川由衣)を繰り出して寝そびれるのを阻止したけど、こうアクシデンタルなことが多くてはたまらん。

 こういうわしの引きからして、抜歯が無事に住むとは思えんなぁ。


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