悪銭身につかず
まさか今日、コンタクトが死ぬとは…。それも、これ以上ない決定的な形で…。
今日の午前中、右目のコンタクトがずれたので、いったんはずして入れ直そうとしたら、コンタクトの形がなんかおかしかった。で、よく見たら端の方が破れていやがったのである。
もう2年以上も使い続けているから、わしの扱いが悪かったのではなく、勤続疲労が原因だろう。そうでもして自分を納得させんと、あまりのハガさで悶絶してしまうところだった。
※メッカチ状態で仕事をするわけにもいかないので、バッグの中に常駐させている使い捨てコンタクトを入れたが、それは最後の1枚であった。
今日破れたコンタクトは東武デパート内に入っている眼科で作ったものであるが、1枚2万円もしくさる。おとといマーで買った金があるものの、そんな不毛な使い方はしたくない。それに、もしそこで注文しても出来あがってくるまで1週間はかかる。
というわけで、今日の帰り、使い捨てコンタクトを購入してきたしだいである。2年前に使い捨てコンタクトを作ったところの場所を忘れてしまったので、どこで買おうか思案していたら、バイトのあんちゃんが親切にも昼休みに新宿でチラシをもらって来てくれた。
せっかくだからそこに行ったのであるが、1箱2000円とチラシにあったのに話しが違った。その値段になるには6か月分以上まとめて買うことが条件であったのだ。
さらに、乱視用のやつはその倍しくさった。わしはかなりの乱視なので、乱視用のを買わんとどうにもならん。
※家帰ってチラシをよく見たらちゃんと、「6か月分購入したら1箱2000円になる」と書いてあった。むろん、乱視用のが倍になることも…。
というわけで、4000円×6のニーヨンマルゼットの失費になってしまった。かぁぁ、東武デパートで作った方が安上がりだったわ。
まあいい。東武で作ったやつはなくしたら一貫の終わりだけど、使い捨てコンタクトならば、たとえ落としたり破いたりしてもシャレになるしな。
というわけで、まさに悪銭身につかずとなってしまった。
かくなるうえは、アホ後輩からマーの勝ち分を徴収いたす。野郎は7月から1月ごとに2万円ずつ返すといったのに、わしが甲子園にかまけているのをいいことに、8月分はネグレクトしくさったからな。明日にでも不幸の電話をしたる。
最後に、今日行ったコンタクト屋での出来事を…。
その@:客にまぶい姉ちゃんが多く、いい目の保養になった。
そのA:視力の検査を担当した眼科医がきれいな女医だった。「検眼用のコンタクトをご自分で入れます? それとも、私が入れましょうか?」と聞かれたが、わしがどう答えたかは書くまでもないだろう。
そのB:生年月日と年齢を申し込み用紙に書かされた。健康保険証も提出させられたので、さすがにシャミは引けんかった。
そのC:「キムラ様」という他人の呼び出しの声に、思わず反応してしまった。習慣というのは恐ろしいものである。