16年振りの腰痛
またしても健康相談である。今日の相談内容は腰痛だ。今朝、例によって、NHK将棋教室を見ていたら、急に腰が痛くなったのだ。
「湿布でもすれば、すぐに治るだろう」と高をくくっていたのであるが、5時半過ぎの現在も、よう痛みが引かん。本格的な腰痛は16年ぶりである。←広島商じゃねぇぞ。
※それは16年前の12月。入院していた母親を見舞った帰り、中野通りを歩いていたら、突然、腰に激痛が走ったのである。脳天に響く痛さとはまさにそのことで、一歩も歩くことができなかった。
「このままじゃどうにもならん。電話ボックスまでなんとか行って救急車を呼ぼう」と思ったのであるが、ただの一歩も歩くことができん。通行人に助けを求めようと思って横を見たら、なんと、「針灸専門」の看板が目に入ったのだ。漫画みたいな話であるが、わしはそのままそこに駆け込んだのであった。わしの鬼気迫る顔にそこの先生はびっくりしていたが、応急処置をしてくれ、なんとか痛みは鎮まった。
それからしばらくそこに通い、昭和天皇崩御のニュースもそこのベッドで聞いたが、今はもうその治療院はない。予約を入れていたある日、そこを尋ねたら酒屋になっていたのだ。しばし動けなかったわしであった。「つわものどもが夢の跡」とは、このことをいうのだろう。
でも、なんだって、急に腰痛になったのだろうか? 考えられるのは、血液サラサラ作戦で、むきになってストレッチをやっていたことである。なにせ、デタラメな体位を取っていたからなぁ。
バス停のすぐ脇に接骨院があるのをマークしておいて良かったぜ。明日午前中にそこに行く予定である。明日は午後からデートだしな。←んなわけねぇだろ。
それにしても、マーフィーの法則とは恐ろしいものだ。近いうちに、その接骨院に行くかもしれんと思って、そこの様子を外から見ていたら、本当にそうなるたぁ。
しかし、腰が痛いと何をするのも不自由である。ほんの少しだが、横山めぐみのだんなの気持ちがわかったような気がする。
というわけで、今も椅子に座らず、両膝を畳についてパソコンを打っているしだいである。ハガい。