受話器を叩きつける 


 今朝は、
「やりなおし中学理科」の読破および整体セクハラ計画を胸に秘めて起きたのだが大きく計画が狂ってしまった。

 というのも、先々週の土曜日から家に帰って来ていたばあさんがまた脱水症状を起こし、再入院になったからである。

 それでいろいろあって精神的に疲れてしまい、午後から死んでいたのだ。で、前後不覚で寝ていたら、間違い電話がかかってきやがってぇ。寝る時は、昼寝の際も電話の電源を切っているのに、今日に限ってオンのままだったとは不覚もいいところ。

 頭きたので、思い切り受話器を叩きつけてやった。今日は、わしの元上司が間違え電話で受話器を叩きつけていた気持ちがよくわかった気がしたわ。

※元上司は病気持ちで、物凄く強い薬を飲んでいた。それで、いつも仕事中に寝てしまっていたのだが、事情が事情だけに、仕事中の居眠りもその人に限っては黙認されていたのであった。

 で、ある時、轟沈中にその人のデスクに間違い電話がかかってきて、その人が思い切り受話器を叩きつけたことがあったのだ。その人は、普段から部下にもです・ます調を使い、めったに怒らない人だったのだが…。

 隣にいたわしは、元上司の居眠り中は音を出さないように気を使っていたものである。その人がメガネをはずす時は、
「これから寝るぞ」というサインなので、ことさら音を立てないようにしたものだった。しかし、その気の使い方、未だにわけがわからん。

 ところが、ある時、パソコンをオンにしたまま、元上司が寝入ってしまって…。それで、寝崩れた時に、額がパソコンの変なところを押したらしく、ピーというけたたましい音が鳴って、起きてしまったことがあった。そしたら、眠気まなこでわしに、
「眠いんですよね」だと。わしは、「はぁ」としか言いようがなかった。その時、なんと言うべきだったのだろうか? 

 思い出話が長くなってしまったが、これは、ネタにつまった福本伸行がよくやる手である。別に真似したわけではない。今日は午後からほとんど昏倒していたから、ネタがなかったことはなかったのだが…。

 あ〜、明日は休みだってのに出勤だ。しかも、ここんとこ、恒常的に忙しい。
こうなったら、あさっては出前一丁だ。


日記トップへ