高崎線1人旅
ハガい。今日も仕事になってしまった。が、「本来は休みの日に、2日連続で目一杯働いてられるか!」ってんで、今日は午後から午後から行方を晦ましたのであった。
半日出前の理由は腰痛の診察であったが、そんなのは半分シャミだ。しかし、この日記を上司が読んでいないだろうな。HPを立ち上げた時に上司にもHPアドレスを教えたような気がするけど…。
というわけで、午後からぶらり1人旅と洒落込んで、高崎線で上尾まで行って来た。しかし、わしみたいのが運転席のすぐ後ろに陣取って運転席の様子などを凝視しているってのは、どう見ても異様な光景だ。
上尾といってわしが想起するものといったら、上尾高校であることは言うまでもない。今投手、仁村徹、日野、そして野本監督。彼らの顔を思い浮かべて、上尾駅に降り立ったのはわしだけだったろう。
本当は熊谷まで行きたかったのであるが、3時から約束があって、それは残念ながら断念した。にしても、高崎線と宇都宮線に、それぞれ何駅があるかというのは難しい。上尾や熊谷は宇都宮線にある駅だとばかり思っていたわ。
※宇都宮線って呼び名はどうもしっくりこない。東北線の方がずっと馴染みがあるだけに。東北線を宇都宮線と呼ぶようになったのは、宇都宮人が、「高崎線は高崎という地名が使われているのに、宇都宮を通る線を東北戦というのはどうしたものか? 宇都宮線と言え」と騒いだため、名称が変わったからとか。そんなもん、どっちでもええ。
上尾からの帰り、びっくりしたことがあった。トイレに行きたくて、とある駅で下車したら、おばさんが、「その人を誰か捕まえて下さい。ひったくり〜」と、大きな声を出しながら若い男を追っていたのだ。
大きな駅だったので人が多く、みんな声の方を注視したので、若い男はバックを置いて、走り去って行った。とりあえず、バックが戻ってきたこともあって、誰もその男を追いかけて行かなかったが、そんな場面、初めて見たわ。
にしても、そのおばさん、天晴れだわ。もし声を出して男を追わなければ逃走されていただろう。
用事が済んだ帰り、今度は山手線の中で変なおっさんを見た。池袋で山手線に乗ったら、突然、「いらっしゃい、いらっしゃい、トマト、安くしておくよ」というおっさんの声がしたのである。
声の方を見たら、鉢巻をしたおっさんが座り込んで、1人で野菜の叩き売りをしていたのであった。といっても、野菜は何一つなかったけど。
そんなのを見たのも初めてだわ。どうも、東京にはおかしな人間が多いようだ。
というわけで、今日は1人旅で疲れた。明日は台風くさいし、もう寝よ。