ダマ氏、申し訳ない

　
　誕生日前日の７月８日は、1年で最もハガい日といえる。なんかこう、断頭台を前にした死刑囚みたいな気分である。

　大袈裟と思われるかもしれないけど、今やそれほど歳を取るのが嫌なのだ。定期券に30歳とあるのが虚しい…。

　今、職場で飲み会が催されている。今度赴任してきた奴の歓迎会だから出ないと義理が立たないのだが…。最初は行くつもりだったのだが。

　胃の調子も良くないし、悲しみ組飲み会に出るのもハガいので、出席せずに速攻で家に帰って来た。ダマ氏には悪いけど、また次回ということで。

※今度来た人はえらい無口な奴なのだ。そこで、わしが麻雀のダマテンになぞらえて、その人に「ダマ」というあだ名をつけた。大納言に「もうちょっとひねりはないの？」と突っ込まれたが、麻雀を知らん大納言には、その深みがわかるまい。

※無論、ダマ氏はチョンガーである。ダマ氏の加入で、職場のチョンガー率が７割５分にアップした。山田太郎の打率じゃねぇぞ。
　チョンガー率７割５分といっても、平均年齢約50での数字なのだから、その凄まじさがわかるというもの。そんな職場、ねぇよ。

　今日の幹事の大納言に、「明日は誕生日なので」と断ったら、「明日、何か予定でもあるの？」と聞かれた。

　そんなもん、ねぇ。明日決まっているのは、朝キヨスクでお釣り作戦をやることと、信玄亭で昼飯を食うことだけだ。

　しかし、明日、残業にならんだろうな？　どうもその気配が濃厚である。

　普段全く残業にならないのに、誕生日の土曜に残業ではわしが気の毒過ぎる。そうなったら、その帰り、キムラに変身するまでだ。