沈黙地獄


 
まずは、昨日の麻雀の結果から。

 出だしは好調で、道程半ばでチップを含めて300ほど浮いていた。が、3枚切れのカン二万待ちなどというナメくさったリーチに失敗してから崩れ、結局、70しか勝てんかった。

 特に痛かったのは、親倍と満貫のダブロンで宇宙の果てまで飛んだ18回目の東一局である。東一局の0本場でブッ飛びなんて、初めての経験だ。
←山口百恵じゃねぇぞ。

 でも、700も負けた証券マンよりははるかにまし。証券マンはXに
「永久に借り」とか言っていたが、その気持ちはわかる。

 それより問題はテッポウ野郎だ。わしら相手に現金を1万しか持って来てねぇたぁ。

 それに、端数を図書券で払うかよ。Xに図書券など、猫に小判もいいところだ。
奴が読むのは麻雀小説と麻雀漫画だけだぞ。

 今日は1週間ぶりの出勤であった。それに加えて、昨日の麻雀疲れで、終日能率が上がらなかった。

 にしても、わしも体力がなくなったもんだ。昔は徹マンしてちょっと寝てから、また大学近くの雀荘に打ちに行ったものだが…。

 でも、今日は麻雀疲れよりも沈黙の世界に苦しめられた。
なんと、今日の出勤者は、わしとダマ氏だけだったのである。

 本当はとっつぁんも出勤日だったのだが…。GWに入る前に、
「11連休にするぞ、ちくしょう」と言っていたので、今日も休むと思っていたけど、出前電話くらいせんかい。

 べしゃりのわしにとって、会話のない空間は苦痛以外のなにものでもない。ダマ氏が相手では、わしが口を開かん以上、沈黙の世界が永遠に続くわけだから、わしから会話を振りたいところであった。

 
しかし、ダマ氏のあまりのブラックホールぶりに話し掛ける勇気がなかったのである。去年もダマ氏とツーショット出勤があったが、一段とブラックホールぶりに凄みが増したような気がする。

 当然、向こうから話し掛けてくるはずもなかった。2人しかいなかったのに、結局、交わした会話は0であった。
ダマ氏との対マン出勤はもう懲り懲りだ。

 明日も出勤だし、今日は早く寝るかな。
昨日は従妹にホテルに誘われるというハガい夢だったんで、今日はまともな夢を見たいものである。


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