人の振り見て…

　まったくもって、不可解なことが起こった。夜中前後不覚で寝ていたら、突然携帯がオンになって、「王者の魂」（ジャイアント馬場のテーマ曲）を奏でたのである。

　目覚ましをセットしていた６時半かと思ったら、３時51分であった。どうせなら、日本時間４時キックオフのスウェーデン−パラグアイを生観戦しよう一瞬思った。

　でも、魅力に乏しいカードだし、その前に行われたイングランド−トリニダード＝トバゴの結果を知りたくなかったので、二度寝することにした。

　結局、二度寝には成功した。が、今もって、そんな時間に突然携帯がオンになった理由がわからない。そんな時間に目覚ましをセットするわけないし、今週の目覚まし音は済美高校の校歌だし…。

　まさか、心霊現象ということはあるまいな。万が一今日も同じ現象が起こったら、機種変を考えたい。

　話は変わって、朝の高田馬場駅。今日はクソ雨が降っていたこともあって、ホームはごった返していた。そこに、一心不乱に少年雑誌を読んでいる40前後のおっさんがいた。

　今日は金曜だから、その雑誌は少年チャンピンか？　ビッグコミックとかならまだしも、チャンピオンなんかをいい歳のおっさんが駅で読んでんじゃねぇよ。

　わしがガキの頃のチャンピオンならいざ知らず、今の子供じみたペンタッチの漫画なんか、よく読む気がするな。

　ということは、麻雀漫画を読んでいるわしも、傍目からそう思われているのか？　そう思ったら、「近代麻雀」を電車の中で読むのが恥ずかしくなった。

　というわけで、今日は、帰ってから家で「近代麻雀」を読んだ。ただ、今の「近代麻雀」は、クソみたいな漫画とコラムが多い。いっそのこと次号から立ち読みだけにするか。

　さて、今日は、アルゼンチン−セルビア・モンテネグロ、オランダ−コートジボワールという注目の好カードがある。アルゼンチンとオランダが共に勝てば、両国の決勝トーナメント進出が早くも決まる。

　いずれせよ、この２戦は顔を真っ赤にして観戦することになろう。わしの心臓が心配だ…。