もう闘うことはない


  今日で大型連休が終わる。でも、もう闘うことはない。というのも、死ぬほど嫌な奴が今日付で定年退職するからである。

 
「蛇蝎の如く嫌われている」という言葉があるが、そいつに関して言えば、そんな言葉を使ったら、ヘビやサソリが気の毒というもの。

 あれほど嫌われている人間は見たことがない。バカ、クレージー、陰険、さぼり、虚勢…、嫌われ商品がすべて揃っている奴であった。まさにノーベル嫌われ賞である。

 そんな奴はどつきまわしものだが、複雑な構図があってそれができなかったのがよりハガかった。今日休んでいるのは、そいつが去る時に暴力沙汰になるとまずいと思ったからである。もしこれが中学や高校の卒業だったら、クソ余裕でリンチだ。

 今日はいつもの反則日記と趣旨が異なってしまった。明日からまた反則を再開したいと思う。



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