不機嫌攻撃は当然だ

　 午前中、病院の待合室にいたら、Ｘからメールが来た。といっても、昨日わしが出したメールへの返信であった。

　昨日の午後、「おい、今日は取れたのか？　それより、早くメンツを集めろ。あと、昨日送った心理テストをやったのか？」というメールを奴に送っていたのである。

　そしたら、「心理テストなんてくだらん不幸の手紙を送って来るな。何かオチがあるだろうと思っていたら、全くの心理テストじゃないか。競馬は、土日で12000円負けた。破産だ。掲示板のミラクル３の人柄が云々とあるが、みんなにお前が麻雀で負けている時の態度を見せてやろうか」という返信が来た。

　心理テストは、明日会う予定のセラピストから送られてきたのを転送したものだ。グダグダ文句を言わず、結果を教えろ。

　それにしても、おめぇ、競馬、よえぇな。だから、足を洗えって、あれほど言っているだろ。競馬で負けて、マーの見せ金がなくなったら、元も子もないじゃないか。

　そうか、だから、わしが「早くメンツを集めろ」とメールしても、色よい返事がないわけか。

　次回は田村になってもいいから、至急メンツを手配しろ。ただし、チップ６枚分の負けはちゃんと払えよ。

　しかし、野郎、本当に破産したかもしれん。この前のマーであれだけ負けて、競馬では連敗続き。どうやら、曙からケチがついたようだな。

　言っとくが、麻雀で負けている時は、誰でも不機嫌になるんだよ。それに、幼児退行をしても、なんら攻められることもない。だからして、麻雀で負けている時の不機嫌攻撃は当然だ。

　麻雀といえば、今日発売の「近代麻雀」を読んで吐いた。なんだって、今日の夜に放送されるモンド21杯の結果が載っているんだ？　結果を知って見る気をなくしてしまったじゃないか。

　にしても、「リスキーエッジ」は面白い。今、一番面白い麻雀漫画であることは間違いないだろう。

　そういや、原作者に荒プロの名前がなかったな。漫画を書いている押川雲太郎と仲違いしたのかもしれん。

　最後に、今月号の「リスキーエッジ」で痺れたセリフを書いておきたい。「この半荘、お前に一度も和了らさないつもりだ」　

　ついでに、わしもＸに一言。「次回の麻雀で、お前に一度もトップを取らさないつもりだ」