果報は寝て待て

　今朝は、選挙カーの大音響で起こされた。まだ９時であった。

　昨晩は１時まで起きていたので、最低でも10時までは寝ているつもりだったのによ。何が、「朝からご迷惑をかけております」だ。

　だったら、がなるのやめろ。少なくとも10時からにしろ。そいつが自民党の奴だったので、よけい頭にきた。

　昨晩１時まで起きていたのは、ＮＨＫの「停留所」という番組を見ていたからである。ＮＨＫでは日曜の深夜に昔のドキュメンタリー番組を放送しているが、これが実に面白い。

　昨日の「停留所」は44年前の放送であり、町の様子など当時の風俗が実に興味深かった。

　44年前ということは、フィルムに映っていた学生は、もう50をとっくに越えているのか。そして、当時30歳の奴はもう完全な老人だ。

　昔の映像で人を見ると、つい、「今、何歳だろう」と数えてしまう。これって、わしだけか？　

　今日の午前中は病院に行ってきた。待合室でメールを打っていたら、いつぞや注意されたばばあ看護婦にガンを飛ばされた。

　が、それでめげるわしではない。さる男に、号泣組翁、大納言、じじいを写した写メールを送ったのであった。

　病院から帰ってきたら、税務署から「国税還付金振込通知書」なるものが来ていた。よっしゃ。これで、見せ金ができた。

　しかも、支払い金額が４万をはるかに越えていた。わしが申請した額は約３万であったのだが、予想外の額に大納得。

　先日取下げ書を速攻で送ったんで、税務署がおまけしてくれたのかもしれんな。まさに果報は寝て待てである。

　Ｘよ、至急メンツを集めろ。ただし、おめぇへの借りを払うのは一番最後だ。

　しかし、野郎、「皐月賞、取れたか？　どうせダメだったんだろ。ヘタクソ」という、わしの優しいメールをシカトしくさってぇ。

　どうやら図星だな。おめぇに競馬の才能はないんだよ。いい加減、金を無駄使いするな。