不安も多し


 ワールドカップ予選は緊張感が違う。かわい子ちゃんのタイ相手のホームゲームでも緊張してしまった。

 これが4チーム中1位しか最終予選に進めないシステムだったら、緊張感はこんなものでなかっただろう。こうしてみると、78年のアルゼンチン大会までアジアで1チームしか出場できなかったのはとんでもない話だ。

 しかし、初戦からこれだけ入れ込んで、最終予選の最後まで持つのだろうか? 最終予選は、サウジ、オーストラリア、北朝鮮、カタールといった組み合わせになろう。
想像しただけで痺れる。

 結果は4−1だったが、相手の同点ゴールには目が点になった。大久保のラッキーゴールがなければ、青かったかもしれん。

 相手を崩しての得点はなかったものの、予選はまず勝つことが大事。なので、今日の試合には良かった。

 ただ、今日の試合を見て、左利きの選手がいないのに不安を感じた。左利きの選手がドリブルするだけでフェイントになるし、何よりフリーキックでのバリエーションが広がる。

 
ただし、2004年のヨーロッパ選手権でのオランダのように先発11人の7人が左利きというのはやり過ぎだ。ていうか、意味がわからん。当然、当時の監督であったアドフォカートの首は飛んだが。

 あと、監督が岡田というのがなぁ。どういうサッカーをやりたいのか、未だに見えて来ないようではあかん。

 気の毒なのは加地である。岡田はオシムの時とほとんど同じメンバーで戦っているが、右SBに内田を起用することで、独自性をアピールしているものと思われる。

 つまり岡田は、
「1人でもオシムの時のメンバーと変えないと」と思っているのだろう。その人身御供が加地なら、加地がハガ過ぎる。

 次の国際Aマッチは東アジア選手権か。そんなつまらん大会じゃ、燃えるものがないな。ま、国際試合がないよりはいいか。

 今日も寒かった。
埼玉スタジアムでは雪が舞っていたが、その雪を見て、土星でのセブンの奮闘に思いを馳せたわしであった。

 いいかげん、もう雪はええ。明日は少しは暖かくなりやがれ。



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