「負けました」
今日は帰ってから、録画していた先週と今日のNHK将棋番組を見た。
にしても、羽生が負けたのには驚いた。相手が佐藤康光や渡辺明ならわかるけど、長沼とかいうあまり有名でない七段にやられたのだから…。
ていうか、長沼七段なんて聞いたことがないぞ。意味なく棋士の名前だけは知っているわしでさえ、まったくの初耳だ。
羽生で勝負していた博徒の気持ちを思うと、なんともやり切れない。羽生が、「負けました」と言った瞬間、さぞや吐き倒れたことだろう。
偉いのは羽生である。不覚を取った後でも、落ち着いて感想戦に臨んだのだから。わしなら、その場で帰っているな。
しかし、羽生で博徒になってなくて良かったぜ。ベスト8が出揃った時、Xに打電しようと思ったのだが、何か嫌な予感がしたのである。
こりゃぁ、今年になってからは勘が冴えているな。明日も、カン4かカン6になった時などに選択ミスをしないだろう。
ところで、「負けました」であるが、これは投了時に棋士が発する言葉である。もし投了時に盤上の駒をグチャグチャにしたら、棋士をクビになるのだろうか?
そういや、真鍋八段がまだデビューしたての三浦弘之八段に詰まれた時、「負けました」と言わないで、勝手に相手の駒を動かしたことがあったぁな。
もちろん、それはマナー違反である。負けた時は潔く「負けました」というのがプロ棋士のあるべき姿である。←エラソーに言う資格があるか!
よし、明日、Xより成績が悪かったら、「負けました」と言おうじゃないか。当然、わしが勝ったら、奴に言わせる。
つまり、お互いのプライドを賭けるわけである。こっちの方が面白い。明日がより一層楽しみになった。
明日は、悪くてもチップ10枚分の負けに抑えたい…。
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