何が「解答」だ

　今朝、斗酒なお辞さずのおっさんから、昨日のサッカーについてアヤをつけられた。

　わしに言っても、意味がない。そういうのは岡田に言ってくれ。

　そのおっさんは、この前も、「明日の夜に同窓会で飲みがある。だから、今日は午後から帰るんだ」とわけのわからないことを言って、午後から姿を消した。酒は百薬の長でない。

　にしても、岡田も何を考えているのか？　右サイドの選手を左サイドで使ったら、左サイドが機能しなくなるに決まっている。そんなのは、サッカーでは常識だ。

　岡田は、「ワールドカップで３位になる」と寝言をさえずっているようだが、岡田が監督な限り、アジア予選で姿を消す可能性が高い。

　朝、仕事を始めようと思ったら、今度はＸからメールが来た。振込みの催促ならネグレクトしていたところだが…。

　「土曜日に会社からメールが届いていなかったようです。下記の解答に３分もかかってしまいました。

　解答：ｎ段目の一番左の数字はｎ（ｎ−１）＋１、ｎ段目の一番右の数字は、ｎ段目の次の段（＝ｎ＋１段目）の一番左から２を引いた数字なので、（ｎ＋１）（ｎ＋１−１）＋１−２となる。

　ｎ段目の数字の個数はｎ個なので、全ての数字を足すと＝（右端の数字＋左端の数字）ｎ／２となる。つまり、{ｎ（ｎ−１）＋１＋（ｎ＋１）〔（ｎ＋１）（ｎ＋１−１）＋１−２〕ｎ／２＝3375}　

　これを展開すると、ｎの３乗＝3375。ゆえに、ｎ＝15　答え：15段目」

　どうやら正解のようだな。といっても、わしはチンプンカンプンだ。

　しかし、「解答」というエラソーな物言いが気に食わん。わしをなめくさっているとしか思えん。

　それに、会社のパソコンから延々こんなメールを打っていいのか？　振込みを免除するなら、上司に訴人しないでやる。

　こうして朝から忙しかったわしだが、今日も仕事が終わるまでずっと暇がなかった。

　なので、明日、あさってと出前を申請した。たまには、わしも休まないと…。