初戦突破


 まじで明豊は強かった。ピッチャーも良かったし、バッティングも鋭かった。そんな相手に持ち味を出して勝ったのだから、常葉菊川は底力がある。

 
とはいえ、9回は痺れた。2点差になって、なおも1死1、3塁でトップバッターに回った時は、辞世の句を詠みかけたわ。結局、ピッチャーゴロ併殺で試合終了になったが、ここは球運が常葉菊川にあった。

 それにしても、相手の今宮はいいピッチャーだった。強打線にとっては一番嫌なタイプであった。

 その投手から6点も取れたのは、ピッチャーの戸狩がノーアウトから盗塁するなど、常葉菊川に機動力があったからである。かつての池田や智弁和歌山のようにただ打つだけのチームだったら攻略は難しかったと思われる。

 にしても、今日勝ったか負けたかでは天と地の差である。もし負けていたら、Xに振込みを強要するところであった。

 次は千葉経大付か。今日の千葉経大付の試合を見る限り、常葉菊川の負けはないな。

 千葉経大付は打線が昨年のチームよりだいぶ小粒になったようである。
ただ、4年前の夏に当時最強だったダルビッシュの東北が千葉経大付にやられているので注意はしておきたい。

 というわけで、今日は勝手に午後から出勤した。普通はそんなのは認められないが、そこはクソ甘い上司である。ただ驚かれただけで、お咎めはなかった。

 さ、これから名人戦を見るか。ヘタクソが‘先生’を制すれば、昨日のわけのわからん小手投げが帳消しになる。

 
ヘタクソよ、最低でも2チャを取れよ。しかし、ヘタクソに期待するってハガい。

 今日は第1試合で疲れたいし、名人戦を見終わったら、とっとと寝よ。



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