大三元をツモったが
昨日の麻雀は、いきなり親で一発ツモをするなど、立ち上がりは好調であった。そして、Xはボロボロ。「これは本当に引導を渡せるぜ」と思ったのだが…。
わしが一発消しだけのチーをして、テッポウ野郎に6000オールをツモらせてからおかしくなった。根こそぎフランケンで、権謀術数に長けた江藤が、「素人は簡単にイニシアティブを手放す」と言っていたが、これは完全に余計なチーであった。ただし、わしはトーシローではない。
それから我慢の麻雀となった。そして、何度となく配牌グチャグチャ攻撃が出た。
さらに、東風戦10回目、痛恨の親チョンをしてしまった。このわしが切り間違いをするとは…。金子正輝がテレビマッチでノーテンリーチをしたが、これと同様、まさに弘法も筆の誤りである。
麻雀をやって20余年。ノーテンでロンをかけたなんて、記憶にない。Xの野郎、あざとく気がつきやがってぇ。
当然、その回はラス。今日はあかんと思った。
ところが、その3戦後、大三元を和了ったのである。以下がその和了図である。
(ポン、ポン) ツモ
にしても、三元牌が配牌で5枚からよく成就したぜ。これで8年ぶり3度目の大三元か。これだけアホみたいに麻雀をやっていて、大三元が3回目とは異常に少ない。
役満をツモると、チップ10枚オールなのが大きい。これでガっと浮上したわしであった。
ところが、見せ場は大三元だけ。特に最後の東風戦8回はひどかった。
配牌はいいのに、まるでツモがマッチせん。これでは、いかなわしでもどうにもならん。
結局、トータルでほんの少しマイナスであった。役満は今回で40回目だが、役満を和了った日に沈んだなんて、初めての経験だ。山口百恵じゃねぇぞ。
まあいい。Xが浮いたことで、奴の引退が回避されたからよ。奴がまた大負けして、かみさんから麻雀禁止令を出されたら、一番困るのはわしだからな。
というわけで、今日は午後から母親とデートだ。わしはペタジーニではないが、月に1度デパ地下の買い物に付き合っているのだ。
昨日の麻雀で頭にきたし、今日はピラフとミートソースを買って、‘輪島’をやるか。
※‘輪島’…昔、高田馬場駅直下にあったビストロ。わしが信玄亭とともに、生涯最も愛した店。オヤジが元横綱輪島にそっくりだったので‘輪島’と呼ばれていたが、もちろんビストロというようなシャレた店でなかった。
さ、明日も休みだ。そろそろ道東旅行の下準備をするかな。1人旅もまた楽しからずやか?
ともかく、初めての北海道を堪能したい。
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