税務署相手に出前


  まじでこの忙しさはシャレにならない。今日は税務署に行くことになっていたが、とてもそんな余裕はなかった。

 なので、9時過ぎに税務署へ電話を入れ、出前を取った。
どうせあいつら暇なんだから、そんなのは屁でもないだろう。

 電話した際、担当の人間に変わってもらったが、今回の担当者は若い女性であった。それで長引かせ作戦を取ったが、キレタ。

 ばあさんの家を売って得た金に20%も税金がかかるだと? その姉ちゃんに怒っても仕方がないが、思わずどなってしまった。
このところ役人どもの税金の無駄使いが顕わになっているので、よけいむかついたのである。

 頭にきたので、次回の約束もしないで電話を切ってしまったわ。とはいえ、向こうはそんなのに慣れているだろう。しばらく頭を冷やしてから税務署へ殴り込みに行きたい。

 その怒りを鎮めようとXにメールを送った。
「青柳だ。悪いな、国士を打ってしまったよ。次局も負けるから、よろしく頼むぜ」がその内容である。我ながら実にくだらないメールだ。

 ここで今一度確認しておきたい。
「近代麻雀」の連載漫画「リスキーエッジ」で、主人公の吉岡が師匠格の雀豪・青柳と7億賭けて勝負している。

 そこで、わしは吉岡の勝ちに、Xは青柳の勝ちに、それぞれチップ6枚を賭けた。劣勢に立たされた吉岡であったが、今月号で青柳から乾坤一擲の国士を和了ったのであった…。

 そしたら、次のような返信が来た。
「破産中なので、今月号は買っていません。今、羽田でクソをしています。これから北海道に行きます」 

 
男ならクソは黙ってするものだ。相変わらず品のない奴だ。

 仕方がないので、青柳が国士を打った経緯をメールしてやった。イチイチ世話の焼ける奴だ。

 
しかし、野郎、本当に破産したかもしれんな。奴が「近代麻雀」を買わないなんてあり得ないことだ。

 
「青柳がドラの中をポンして、ホンイツ・發・ドラ3をテンパった。そこに、暗刻の發を切って發を頭にすれば、3面チャンになる3ピンを持ってきた。發はドラ表示牌であり、青柳からすれば4枚見えているので、吉岡の捨て牌がやや不気味であったが、青柳は發を切ったのだった…」

  (ポン) ここにをツモ。

 にしても、青柳から国士を打ち取った吉岡のセリフが奮っている。

 
「奇跡が起きたよ。トビで終了だな」 

 とくに
「トビで終了だな」が素晴らしい。わしなら、ここまで落ち着いたセリフは吐けないだろう。

        
 
 国士を打ち込んだ直後の青柳           さすが吉岡だ

 どうもオマン国の監督がクビになったくせぇ。それがカンフル剤となると怖い。

 とはいえ、負けることはないだろう。よしんば敗れたとしても、3点差以上での敗戦は考えられん。
が、もし大敗したら今度は岡田がクビだ。

 明日は日本時時間の遅くにキックオフだし、今日もとっとと寝よう…。



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