ツルク星人
今日でウルトラマンレオの「ウルトラ怪奇シリーズ」が終わった。今日の話はあまりインパクトがなかった。
ていうか、第1話と第3話が強烈過ぎた。ウルトラマンシリーズでレオほど竜頭蛇尾の物語はないのではないか?
そこで、今日は午後からレオの第1話〜3話を検証してみた。第1話ではセブンが右足をブチ折られたが、それ以上に第3話は教育上問題だったと思われる。
その第3話であるが…。
夜な夜なナゾの切り裂き魔による殺人事件が起こった。そして、主人公・ゲンの空手教室に通う幼い兄妹のオヤジが切り裂き魔に襲われた。
それはあっという間の出来事であった。宇宙人とおぼしき人物が腕を一閃。幼い兄妹のオヤジが真っ二つになってしまった。それも兄妹の眼前で。
それだけでもショッキングなのに、真っ二つになった死体(もちろん人形)が映し出された。おいおい、それはやり過ぎだろ。
そこで、その兄妹のガードを如何にも人の良さそうなMACの隊員が買って出た。しかし、その隊員も兄妹の目の前で切り裂き魔に一刀両断にされた。
おい〜、かりにも地球防衛軍の隊員がそんな簡単にやられるなよ。地球防衛軍の隊員が殉死したのは、ウルトラマンシリーズで今回が最初である。
その切り裂き魔の正体は、奇怪宇宙人・ツルク星人であった。奇怪宇宙人って、意味がわからん。
今度はそのツルク星人が巨大化し、海辺の工業地帯で暴れているという情報がゲンの耳に入った。そこでゲンをレオに変身する。誰もがレオが幼い兄妹のオヤジとMACの隊員の仇を討つと思った。
が、逆にレオがボコボコにされ、最後は海に叩き落とされた。そして、第3話はそこで終わった。この終わり方は、ある意味、「ウルトラマン夕日に死す」以上だ。
その昔、小学館の小学5年生にレオに登場した怪獣と宇宙人の評価が載っていた。それには、ブラックギラス=5、レッドギラス=5、マグマ星人=5、ツルク星人=4とあったが、それにはどうにも承服できなかった。
どう見ても、ツルク星人も5だよ。ブラックギラス、レッドギラス、マグマ星人は、「ふぞろいの林檎たち」の佐竹軍団のように3人でレオに戦いを挑んだのに対し、ツルク星人は対マン勝負でレオに快勝したのだから。
第4話はおおとりゲンの特訓シーンの金太郎アメなので見なかった。第3話までで十分だ。
さ、明日は買い物にでも行って来るかな。麻雀の負け分はいいのかだと? 田村!
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