何が美学だ

 
 
このところ、「あいのり」を見させられている。なので、昨日もチャンネルを合わせた。

 若造の恋愛などどうでもいいが、世界を旅しているので世界の国々のことを知れるのは楽しみである。昨日は、デンマークが
「世界で最も幸福な国」と言われる所以が紹介された。

 なんでも、デンマークでは、出産費用、教育費、医療費、葬儀代などがただで、老齢福祉も極めて充実しているという。

 これらはすべて政府が 取り仕切っている。その代わり、税率は5割を超える。しかし、それに誰も文句を言わない。
「それは国民が政府を信頼仕切っているからだ」と、ナレーションで言っていた。

 翻って、日本である。まずは政治家の顔ぶれがひど過ぎる。
小泉チルドレンとかいう愚劣な議員どもがいて、橋本聖子や神取しのぶなどのド素人までいるのだから。

 そして、閣僚の跋扈を許し、金持ちをこれでもかと優遇している政治。誰がそんな政治を信頼するものか。日本の幸福度が世界で93位と評価されたのも当然である。

 というわけで、今日は午後か第3回モンド麻雀名人戦の予選第1戦と第2戦をまとめて見た。第1戦はあらためて録画したものを再生したのであった。

 第1戦には‘先生’、第2戦にはヘタクソこそ伊藤優孝プロが登場した。博徒である以上、‘先生’のラス、ヘタクソのトップを期待したのだが…。
それが、‘先生’がトップで、ヘタクソがラスって、どういうことだ? 

 しかも、‘先生’は、ウラウラ、ウラ3、ウラウラを全てツモってのトップであった。何が、
「そういうトップは僕の美学に反するよ」だ。その割には感想戦でえらい上機嫌だったじゃないか。

 第2戦は東2局がその後の流れを大きく変えた。6巡目、ヘタクソはドラのカンのイーシャンテンだった。 そこに他家が3枚使っているラスを持って来てテンパイ。

 さすが、死神と言われるだけの鬼引き。当然、ヘタクソはリーチと出た。

 しかし、まるでツモれない。 そこに、新津プロが待ちで追い掛けリーチ。は山にないし、ヘタクソが勝つと思われた。

 ところが、ヘタクソがをスーパーキャッチ。 その瞬間、
「ヘタクソ〜」と叫んでしまった。

 それから、ヘタクソには全く手が入らず、ジリ貧のままラスとなった。まあ、それは仕方なかろう。

 とはいえ、まだ始まったばかり。直接対決も4局あるし、これからよ。
にしても、予選が各人7戦とは気の長い話だ。

 さすがに、明日は仕事だ。金曜の抽選を控え、緊張の日々を過ごしている、今日この頃である。


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