勝利のための第一打
準々決勝が2日間というのは、やはり興ざめする。準々決勝は、朝から夕方まで4試合というのが華であった。これは高野連がファン心理を無視していると言える。
今日の第1試合はいい試合であった。チーム力は中京大中京が上だったが、報徳の粘り勝ちに終わった。
大会前に報徳が近畿で一番最後まで残ると、誰が予想したであろうか。昨秋の近畿大会でPLにコールド負けして、かろうじて選ばれたのが実情だったのだから。
かくいうわしも、報徳はかわい子ちゃんという評価であった。実際、昨年、一昨年のチームの方が強いと思う。
第2試合を見て、清峰が優勝に最も近いチームだと思った。何より今村が素晴らしい。清峰を見くびったのは失敗だったわ。
明豊が花巻東に負けたのは未だに納得いかん。花巻東は大会前は全くノーマークだったのによ。
あまりに納得いかないので、高校野球が終わってから、先週録画した麻雀名人戦第4戦を見た。第4戦は、前回ラスを食らったヘタクソこと伊藤優孝プロがどう巻き返すかが注目された。
東1局のヘタクソの第一打に目が点になった。なんと、を打ったのである。
ヘタクソといえば、第一打に字牌を絶対に打たない主義のはず。それがどうしたのかと思ったら、「今回は勝つための打ち方をする」とのことであった。
ということは、今までの打ち方を自ら否定したってことか。プロとして、そういうこっちゃいかん。
打ち方を変えたのが効を奏したのか、ヘタクソがトップを取った。なんといっても、カンを一発でツモって、満貫を和了ったのが大きかった。こういう鬼引きがこの男の真骨頂である。
それにしても、前原プロはハガいな。剛椀として前評判が高かったが、あれだけ配牌が悪ければ仕方がない。
それに、ツキもなかった。親でリーチをかけられ、いったん降りたところ、うまくテンパって、を最後に勝負したら、満貫に突き刺さってしまった。
ゲスト解説の小島‘先生’が、「悪い女に引っ掛かったみたいだな」と言っておられたが、まさにそんな感じであった。まだ5局あるが、前原プロはダメだろう。
明日は出勤することにした。PL−明豊の顔合わせだったら、万難を排して出前だったが…。
明日の第1試合は魅力がなさ過ぎだ。第2試合は早実が順当勝ちするだろう。
明日は出勤だし、今日も早く寝るか。しかし、選抜が盛り上がっていない…。
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