南紀白浜での昼食

　
　さすがに今週は出前は無理。今日から５日連続出勤かと思うとハガい。ここ何週も週休３日以上だったので、体が持つかどうか…。

　その点、号泣組翁は凄い。隠れ有給が400日以上あるのだから。

　その翁であるが、土曜日に南紀白浜に行ってきたそうである。てっきり飛行機で行ったと思ったら、京都まで新幹線を利用し、在来線で南下したという。

白浜までなら飛行機を使えば一足飛びじゃないか。それを、そんなまどろっこしい行き方をすなや。

　当然のことながら、翁は日帰りした。一泊して温泉を楽しむという文字は、翁の辞書にはないのだ。

　だもんで、翁が白浜で取った食事は、その日の昼食だけであった。そこで、翁に質問してみた。

　わし：昼飯に何を食べたのですか？

　翁：カツ丼ですよ

　わし：…。

　白浜でカツ丼を食う奴はいねぇよ。魚が嫌いっていうのならカツ丼でもいいが、そうじゃないんだから、魚を食えよ。刺身でも天ぷらでも、魚料理ならなんでもいいじゃないか。

　当然の如く、そのことを翁に突っ込んだ。

　わし：なんで、カツ丼なんかを食べたの？

　翁：おいしかったですよ。　

　だから、うまい、まずいの問題じゃないんだよ。それに、わしはカツ丼を食べた理由を聞いているんだよ。質問にはちゃんと答えてくれ。

　翁に白浜の写真を見せてもらったが、風景写真の金太郎アメであった。そこには、人間の息吹きというものが感じられなかった。号泣組翁の号泣組たる由縁である。

　わしも、年内に白浜に行きたいと思う。もちろん、魚を食うがな。

　さ、明日も早いし、今日も10時台に寝るか。早く今週が終わりくされ。