1位、2位はON

 
 このところ、朝日の社説を読んでいない。小沢の秘書の逮捕は自民党の陰謀なのが明らかなのに、社説で小沢叩きをこれでもかと展開するとは呆れ返った。わしが朝日の社説を見限ったのは当然である。

 訃報者の欄も、ふだんは見ていない。が、今日は見覚えのある顔が出ていたので目が行った。

 中丸忠雄氏が亡くなったか…。中丸忠雄氏は、Gメン75のファンにはお馴染みである。当時は苦みばしった中年であった。

 夏木陽介、若林豪、伊吹剛…。Gメンの俳優は、いい男の金太郎アメだった。後にコミカルなキャラになった原田大二郎も、Gメンに出ていた頃はムチャクチャかっこよかった。

 4月29日といえば、全日本柔道選手権の日である。
全日本柔道選手権といえば、誰もが、巴vs利鎌、巴vsマックスの死闘に思いを馳せるだろう。

 現実の全日本柔道選手権では、山下泰裕氏の現役最後の大会が印象に残っている。確か、1985年だったか。

 決勝戦は、ライバルの斉藤仁選手との顔合わせになった。試合は斉藤の優勢のまま終わり、誰もが斉藤が勝ったと思った。

 しかし、山下を無敗のまま引退させたい全日本柔道連盟の思惑で、山下の不可解な優勢勝ちとなった。判定が出た瞬間の斉藤の無念の表情を今でも覚えている。

 今日は昭和の日だが、昭和を代表するスポーツマンのベスト10を投票したら、誰が入るだろうか? ONが1位と2位なのは間違いない。

 3位以下の予想は難しい。人気だけだったら、猪木が3位だろう。でも、インパクトという点では、力道山の方が上に来るかもしれない。

 ジャイアント馬場のベスト10入りはどうか。馬場が一世を風靡したことに疑いはないが。

 
わしとしては、ベスト10の1人に倍達先生を選んでほしい。なんといっても、実戦空手の生みの親なのだから。そして、実戦空手が今のK1やプライドにつながっているのだから。

 ところで、ボクシングからは、誰がベスト10入りするだろうか? 記録なら具志堅、日本人初の世界王者という名誉からは白井義男、日本人ボクサー唯一の殿堂入りということからはファイティング原田がその候補か? 

 以下に、わしの選んだベスト10を。ただし、順不同である。

 王貞治、長嶋茂雄、釜本邦茂、白井義男、古橋広之進、大鵬、双葉山、力道山、山下泰裕、加藤澤男。

 明日からまた仕事だ。16連休など、夢のまた夢。早く3日なってくれ〜。



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