手術処女
今朝、職場でプロ野球の話をしている奴は皆無であった。大納言、号泣組翁、上司など、野球のヤの字にも興味のない奴らが多いうえ、巨人ファンは誰もいない。それじゃ、昨日の試合のことなど、誰も話さんわな。
アンチから見ても、巨人ファンが職場に0というのは異常だ。わしを始め、ひねくれ者が如何に多いかという証左である。
昨日の残業欄を見たら、超常連のしゃれこうべの名前がなかった。なんでも、昨日は早々に帰ったという。
ということは、外国人パブで飲んだな。しゃれこうべにとって、外国人パブで羽目をはずすことはストレス発散になっているのだ。その点では号泣組翁よりも悲しみ度が低いといえる。
しゃれこうべは、いつだったか、スウェーデン人とおぼしきおばさんと映っている写真を、職場のパソコンメールに送ってきた。その写真を見た奴が全員吐いたのは書くまでもない。
高校野球で出前を取っても何も言わない上司も、さすがに注意していた。しゃれこうべは、恐縮するばかりであった。
で、今朝、しゃれこうべが出前で休んだ。昨日酔っぱらって帰宅して、家の中ですっころんで、左腕を亀裂骨折したという。それで、午前中に病院に寄ってから出勤するとのことであった。
そんなもん、1日休めよ。わしだったら、クソ余裕でそうする。
午後から出てきたしゃれこうべは大騒ぎだった。なんでも、診察した医者がアラサーの美女だったそうだ。
しかも、しゃれこうべは、その女医に手術してもらったとか。さらに、その女医にとって、初めての手術だったと騒いでいた。
ということは、しゃれこうべがその女医の手術処女を奪ったということか。それはご同慶の至りだ。もっとも、わしは嬉しくないがな。
手術といっても大掛かりな手術ではなく、局所麻酔をしての短時間の手術だったそうだ。麻酔が途中で切れかけたというのだから、その女医にとっては、本当に初めての体験だったようである。
明日は所用で帰りが遅くなる。巨人が優勝するところなど見たくないし、ちょうどいい。
明日の所用は何かだと? それはここでは申し上げない。
ともかく、今日も11時前に意識を失いたい。
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