山崎裕之氏

 
 今日も今日とて、日刊ゲンダイを買った。なんだかんだいって、ゲンダイの記事は面白い。また、生活上、役に立つ記事も多い。

 ただ、政治面の内容がね。かつて小泉、安部、麻生らを叩いている時は憎しみがこもった一瀉千里の記事であったが、ここ最近の菅叩きは迫力がない。
冷戦が終結した後のゴルゴ13のようだ。

 今日のスポーツ面に、山崎裕之氏の落合監督へのインタビュー記事が載っていた。

 2人は、山崎氏が10歳ほど上。が、落合監督は山崎氏にタメ口を聞いていた。タメ口といっても、ぞんざいな口の聞き方ではなかったがな。

 
ぞんざいな口の聞き方といえば、何と言っても、押川漫画である。竹井、ワニ蔵、田村、田之倉らは、年齢に関係なく、ぞんざいな口を聞き合っていた。

 山崎裕之氏と落合監督は、意外と親しいのかもしれないな。巨人に辛辣な発言をすることで、2人とも球界の主流からはずれているし。

 山崎氏の野球理論は高く評価されている。が、一言居士であることが疎まれ、監督はもちろん、コーチにも就任することはなかった。また、キー局の解説者にもなれなかった。

 落合監督は、評論家時代に巨人のことをボロクソに言って、テレ朝の解説を降ろされたことがある。2人の気が合うのは、わかるような気がする。

 山崎裕之氏といえば、83年の西武−巨人のいぶし銀のプレーが印象深い。

 第6戦の9回裏、西武は2−3と1点のリードを許していた。マウンドには、そのシリーズ絶好調の西本聖。

 西武の攻撃は、6番・長打力のあるテリーから。しかし、期待のテリーはセンターフライに倒れた。

 ここから打線は下位に向かう。西武の望みは薄いと思われたが、7番の大ベテラン・山崎が2−1から西本のシュートを腕をたたんで三遊間に安打。それをきっかけに西武は同点に追いつき、10回にサヨナラ勝ちした。

 山崎がシュートを狙い打ったバッティングを、当時まだ解説をクビになっていなかった金田正一が激賞していたのが忘れられない。

 そして、第7戦。9回表、西武が1点リードで、2アウトランナー2塁。ここで篠塚はセカンドゴロ。そのセカンドゴロを当たり前のように捌いた山崎は本当にしぶかった。

 ゲンダイを読んで活力を得たし、今日も早く寝るかな。
脅威の6連続出勤に耐えるには、充実した睡眠あるのみ。

 今日も8時間睡眠を宣言だ!



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