AD残酷物語
いくらなんでも寝過ぎだ。11時25分まで目が覚めないたぁ。
おかげで午前中がほとんどなかった。ヨーグルトと果物を食べたら正午になってしまったわ。
いつの日か、ビスケット3枚と果物を少々、それと半熟の卵で1日を過ごしたい。それが金竜飛の1日の食事であることは書くまでもない。
来年の選抜でも21世紀枠を続けるだと? 21世紀枠が結果を残していることも加味してのことだって?
だから、21世紀枠は初戦で全敗しろって。それが何年も続けば、まやかしが好きな高野連も考え直すだろう。
午後から読書の秋と洒落込んだ。ベストセラーや恋愛小説を読むわしではない。読んだのは、夏の大会が始める前に購入していた「AD残酷物語」である。
内容が面白かったこともあり、3時間ほどで読み終えた。お薦めの本とは言えないが、読み物としては悪くない。
ADが過酷な生活を送っているのは、SPAの特集などで知っていた。そして、その本でADの生の実態を知った。
わしがADだったら、最も耐えられないのは暴力だ。ミスって殴られるのならともかく、虫の居所が悪いなどの理由で暴力を振るわれたらキレる。
雀荘のメンバーの仕事もきつい。しかし、暴力沙汰はないだろう。ただし、態度の悪い客をメンバーが殴っても構わない。
その本の話で特に頭にきたのは、午前3時というのに、自分より先に帰ったADに烈火の如く怒り、すでに帰宅しているにもかかわらず、局に呼び戻した女性ディレクターの話である。わしなら、そのまま戻らないがな。それで首になろうが知ったこっちゃねぇ。
「ADのADになるな」は説得力があった。麻雀で言えば、「カモのカモになるな」ということである。タキザワにカモにされていたコバヤシを思い出す。
筆者に最も同情したのは、「死に物狂いで働いているにもかかわらず、その内容は反比例して稚拙極まりない。こんなモノのために命を削って働いてきたのか」のくだりである。確かに、芸能人が内輪で盛り上がるだけのバラエティや学芸会ドラマでは、身を粉にして働いたADが浮かばれんわな。
結論。11時間半も寝て、週休3日を唱えるわしは、1日としてADを勤められない。
白鵬は、明日からが山だな。優勝争いから脱落したとはいえ、把瑠都、琴欧州、日馬富士が嫌な相手であることは確か。なんだかんだ言って、白鵬が勝つとは思うが…。
魁皇の残り3番は、安美錦、稀勢の里、阿覧か。安美錦はともかくとして、ガチンコで知られる稀勢の里と外国人の阿覧がごっつぁん相撲に応じるか? 最終的に魁皇が勝ち越しそうなハガい雰囲気だ。
これからテレ東で放送される役所広司のインド旅行の番組を見る。こういう番組ならADとしても作り甲斐があるだろうけどな。
さるクイズの本で、「役所広司が東京都の何区の役所に勤めていたか?」という問題に当たったことがある。答えは千代田区である。
「わしが正解できたか?」だと? できなかったよ。
というわけで、今日は優雅なる1日を過ごした。明日は粗野な1日になりそうな嫌な予感だ…。
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