白鵬、敗れる
今、歴史的瞬間を見た。白鵬の連勝が2日目に止まるとは早過ぎる。
如何にそのニュースが大きいかは、NHKが速報を流したからもわかる。6時のNHKニュースも、関東のローカルニュースも、白鵬の連勝ストップを第一報で伝えた。じっさい、海上保安官のニュースなどどうでもよい。
白鵬の記録を止めたのは、多くのファンが候補に挙げていた稀勢の里であった。双葉山の連勝をストップさせた安芸の海は横綱になったが、稀勢の里も横綱になれるか?
稀勢の里の殊勲インタビューが途中で終わったのはハガかった。今日は熱戦が多く、残り放送時間が少なくなったのがその原因である。
NHKもニュースの放送時間を遅らせろ。号泣組翁じゃねぇぞ。ったく、融通が利かねぇ。
率直な気持ち、残念である。けっこう白鵬が好きなんでね。
今日の白鵬は防戦一方だった。なにか動きが悪かったように思う。プレッシャーが相当あったのだろう。
しかし、相撲協会もNHKも吐き倒れたろうな。これで話題が何にもナイマンになったのだから。
敗れたりとはいえ、白鵬の記録は不滅である。レスリングや柔道と違って、相撲は波乱の芽が多い。その中で63連勝もしたんだからよ。
これで白鵬が崩れるとは思えない。むしろ肩の荷が降りたのではないか?
今日は朝からずっと神宮大会のイニングスコアをチェックしていた。だったら試合観戦に行けってか?
今日は昼から冬彦行脚だったんだよ。しょうがねぇだろ。
第1試合では、鹿児島実が明徳義塾を4−1で破った。明徳義塾はランナーの数の割には点が取れなかったようである。馬淵のおっさんとしては、そういう試合は珍しい。
鹿児島実も実力校であることは確かである。明日の大垣日大戦がかっこうの試金石となろう。
だから、浦和学院は強いって言ったろ。朝日の記者はどこを見て、浦和学院を評価しなかったのか? 目が腐っているんじゃないか。
浦和学院のエース・佐藤は、打てそうで打てないピッチャーの典型だという。案外そういう投手の方が甲子園で勝ち進めるかもしれない。
浦学打線はいつものモロさがなさそうだ。それだけに、新チームへの期待は大きい。
第2試合の解説を前田某がしていただと? 敗軍の将が何をやっているんだ。
帝京の伊藤と日大三打線の対決を都大会で見たかったな。日大三打線がまさったと思われるが…。
明日の日大三−浦和学院は実に楽しみだ。秋の時点では涎が出るカードである。その辺の心境は高校野球ファンでなければ理解できまい。
まだ白鵬ショックの余韻が残っている。寝るまでに、いつもの冷静沈着なわしに戻りたい…。
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