大四喜子
結局、週刊ポストを買ってしまった。週刊誌を購入するなんて数年ぶりだ。
水嶋の八百長疑惑の記事を読んだよ。あまり露骨に書くと訴訟沙汰になるのでオブラートに包んで書かれていたが、言いたいことはよくわかった。
水嶋のツイッターでの、「ポプラ社の皆様が1日でも早い発売にこぎつくよう右往左往して下さっているようです」という呟きが全てを物語っている。
右往左往じゃなく、東奔西走だろ。こんな語彙力の奴が大賞に値する作品を書けるわけがない。
「近代麻雀」は露天商で手に入れた。100円で暇つぶしができるなら御の字だ。
しかし、押川雲太朗の今回の作品はイマイチだな。主人公に魅力がないのが致命的だ。
また、かつての押川作品に出てきた含蓄のあるセリフがないのも不満である。竹井の「言ったろ、‘実力差があり過ぎると配牌やツモまで変わってくる’ってな」や、青柳の「女くらいで仕事がにぶる奴に用はない」が懐かしい。
「事実は小説より…」を実感したコラムが載っていた。その筆者が渋谷のフリー雀荘で打っていたら、親で以下の手になったという。
東4局、10巡目: ドラ
その1巡後、上家がをポンしてを切った。このは場に4枚目。とは2枚ずつ場に出ている。そして、とは初牌。
当然、鳴きだ。筆者はでチーしてを捨てた。そしたら、上家の大四喜子にブチ当たった。
ポン
上家はで小四喜子を張っているところををポンし、を切って大四喜子の単騎にしたのである。
そんなもん、筆者が悪い。、とも初牌なら、を打ってで待つべきだ。
その渋谷のフリー雀荘では、大四喜子はダブル役満なのだろう。そうでなければ、面前で小四喜子をテンパっているところを鳴かない。
さすがのわしも、大四喜子はテンパったこともない。生涯、大四喜子を和了ることはないだろうな。
ところで、その渋谷のフリー雀荘は、赤5が6枚入っているそうだ。それは興ざめするな。赤が6枚では絵合わせゲームになってしまうわ。
これから週刊ポストの他の記事を読むとするか。400円の元を取らないとな。
明日の日記でも反則を繰り出すことを誓って、今日は終わりにしたい。
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