クソ映画
翁が有給で休んだ。翁が年末年始に2日も有給を使うなんてあり得ん。
まさか、携帯サイトで知り合った奴と婚前旅行に行っているんじゃないだろうな? もし現実だったら、大納言と横浜駅で飛び込む。
今日は隣の席の女性も来なかった。隣の席の女性に新年になって初めて会うのは11日か。恭しく新年の挨拶をするかと思うだにハガい。
今日は大納言とゆっくり話す機会があった。大納言は、部下のしゃれこうべに相当手を焼いているくせぇ。
しゃれこうべは学力があり、人もいいのだが、仕事がシャワシャワなのである。それでも、長所が何にもナイマンのとっつぁんよりはるかにましだ。
数年前、大納言は飛び込みで映画館に入ったことがあるそうだ。その映画を観た感想は、「この映画の作者は性格が悪いな」だったとか。
それもそのはず。その映画の作者は石原慎太郎だったのだ(映画の題名は「秘祭」)。
よりにもよって、そんな映画を観るたぁ。だいたい、飛び込みで映画館に入るというのが信じられぞうだ。キムラ店に指名なしで行くのとas・asの無謀な行動である。
そのクソ映画について大納言に詳しく聞いてみた。そしたら、「精神異常者を鎖でつないでいるのは差別だ」、「島を守るために人は殺さない」、「住民運動が起こらないなど民主主義的観点がゼロ」、「事実誤認だらけ」という感想を引き出せた。
そして、「石原の独善が散りばめられていた」という有難いお言葉をいただいた。もっとも、大納言は映画を見た後で作者を知ったのだが。
石原の次男がそのクソ映画に出演していたことを聞いて、さらに吐いた。奴はコネでしか映画やドラマに出られないのか。まったくもって情けない奴だ。
わしだったら、そんなクソ映画、途中で席をけたくっている。大納言もそのクソ映画を話している時は顔をしかめていた。
どうも腰の状態がどうも良くない。死闘のタッグ戦後の大門の病状のようである※。
※解説…ビッグタイガー&ブラックタイガーとの試合で怪我を負った大門は、救急車で病院に担ぎ込まれた。その翌朝、高岡拳太郎が医者に大門の状態を聞いたところ、「どうも良くない」と答えた。どうでもいいけど、ビッグタイガーと医者の声が同じって、意味がわからん。
新年早々、近所の整形外科に行くことになるかもしれん。それは避けたいところだが…。
詳報は明日の日記を待て。
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