elevator action

 
 今日は何回もエレベーターを使った。いろいろと外に用があったんでね。もちろん、とっつぁんのようにサボりに行ったのではない。

 とっつぁんは、銀行に用事があると言ってよく外出する。とっつぁんの場合は、本当に銀行に行っているのか、極めて怪しい。
そもそも、銀行に行くのは私用じゃねぇか。

 エレベーターでは、ドアが開いたのに箱が来ないことで高い階から落下するという事故が稀にある。まったくとんでもない事故である。

 だが、わしがそういう被害に遭うことはまずない。エレベーターのドアが開いても、箱がきているかどうかを確認してから乗るからである。

 この辺の慎重さは金竜飛譲りである。金は相手がグロッギー状態でも、相手の万が一のラッキーパンチやカウンターを警戒して、決して深追いしない。
この金の戦いぶりは、わしの実生活、ひいては麻雀に大いに役立っている。

 エレベーターといえば、かつての名作ゲーム・エレベーターアクションだ。エレベーターアクションは、プレーヤーが泥棒となって、マンションの30階からから地上までエレベーターを使って降りるというゲームである。

 しかし、決して簡単なゲームではない。降りる途中にクソほど用心棒が現れ、そいつらが銃で打ってくるからだ。

 また、マンションのエレベーターも1階まで直通ではなく、途中で何回も乗り換えをしなくてはならない。乗り換えするところで用心棒に挟撃されると、50円追加ということになる。

 昔のゲーセンで、エレベーターアクションの一面を突破した記憶がほとんどない。それほど難しいゲームだったのである→ここ

 エレベーターアクションの作成者が号泣組翁だったら…。用心棒が蛆虫のように登場して、25階にもたどり着けないだろう。
翁の辞書には人を楽しませるという文字がないのだ。

 エレベーターはだいぶ動くようになったが、エスカレーターはまだ止まっているところが多い。昨日は、つくばエキスプレスの乗り換えで吐いたよ。

 西武新宿線の高田馬場駅は、全てのエスカレーターが通常通りなので助かる。行きはいいけど、仕事でヘトヘトになっている帰りにエスカレーターが止まっているとハガい。

 仕事でヘトヘトになっているだと? ウソをつけ。
今日だって、ピンピンして帰ったじゃねぇか。

 明日を乗り切れば、‘かめや’の立ち食いうどんが待っている。ねぎ大盛りを心の支えに、明日もヘトヘトになるまで仕事に励みたい…。



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