明日、決戦

 
 このところ、競馬が弱い奴をストーキングしている。そのせいであろう、不覚にも昨晩、奴の夢を見てしまった。

 夢の内容だと? 
麻雀の夢に決まってるだろ。

 奴とメンツ集めに奔走している夢であった。それも、今や昔。早くわしに代わるメンツを探すんだな。

 オーストラリアとの決戦が明日に迫った。なのに、ライブではおろか、録画でも楽しめない。

 やはりスカパーを解約したのは早計だったか? ワールドカップラグビーを見られないのは初めてだ。

 南アが地元開催の大会で初出場・初優勝してマンデラが閉会式でフィフティーンを祝福していた場面も、ウィルキンソンの決勝戦での決勝ドロップゴールも、そして、前大会でニュージーランドがフランスに不覚を取った試合も全て見た。

 それが…。独占中継しているJスポーツチャンネル、しばき倒すぞ。

 ニュージーランドに1995年大会のような慢心はあるまい。1995年大会は準決勝でフランスと当たったのだが、当時のNZの監督が決勝戦を見越してのスケジュールを発表したのに、フランスに敗れるという失態を演じた。

 
人はなめても、麻雀なめるな。国はなめても、ラグビーなめるな。

 前回大会は、ナゾのスローフォワードの判定で流れが変わって敗れた。今回は地元開催。審判に負けるということもなかろう。

 それと、準決勝、決勝が土曜なのが助かる。1991年の大会では、当時、世界一のフランカーと呼ばれたマイケル・ジョーンズが宗教上の理由で日曜にプレーせず、オーストラリアの前に敗退した。

 NZにユダヤ教徒はいまい。ユダヤ教では土曜が安息日なので、ユダヤ教徒は土曜には絶対に仕事をしない。

 こうしてみると、怪我人がやや多いのだけがNZの不安材料だ。
明日は、野郎が競馬だけでなく、全ての勝負事に弱いことを証明してやる。

 明日は、大阪桐蔭−東大阪大柏原もある。明日は楽しい日になりそうだ。


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