3時間待たされる

 
  入院していた病院までバスで行った。東京西部の南北の交通は、バスに頼るしかないのだ。

 23区外だと、バスの料金が一律でない。なので、料金の払い方に戸惑った。あらためて区民から市民に落ちたハガさを感じだわ。

 あらためて、その病院の外容に吐いた。まさに昭和40年代の遺物。よくあんなボロい病院に入院していたものだ。

 外来はそんなに混んでいない。と、退院した時に看護婦に言われた。

 しかし、つごう3時間も待たされた。シャミもたいがにせぇよ。

 わしは佐々木小次郎ではない。待たされて、えれぇイライラしたわ。

 血液検査の結果、CPRだかなんだかの値がマイナスになっていた。退院後に飲み続けた飲み薬が効いたくせぇ。

 しかし、腰はまだいてぇ。杖は手放せない。

 主治医は、「若い医師だったら、この病気を見逃していたかもしれない」と言った。本当に、よく主治医が日曜の朝5時にいてくれたものだ。

 とはいえ、主治医の、「日に日に悪化していくのでどうなるかと思った」の話に驚愕した。讃岐典侍日記の堀河天皇にならなくて良かったぜ。

 最後に、スポーツ選手も有難るという外用薬をもらった。そんなにいい薬だったら、退院時によこせよな。

 ともかく、再入院なんてことにならなくてホッとしたわ。そうなったら他の病院に入院するつもりであった。

 白鵬は見てられないな。老いたライオンがハイエナにブチ殺されるような感じだ。

 明日から休場と見た。白鵬が休場するかどうかで勝負してもいい。

 明日から、またラッシュの中を杖をついて出勤か。本当に嫌になるぜ。

 杖に頼らなくなるまで、どのくらい掛かるのだろうか?


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