竜頭蛇尾の極み
竜頭蛇尾。まさに今日の麻雀がそうだった。
立ち上がり3連勝したのに、中程度のマイナスで終了って、どういうことだ?
流れが変わったのは、場変えからである。それまでわしが温めていた席に証券マンが座り、証券マンが冷やした席にわしが移った。
そしたら急に手が入らなくなった。配牌もツモもグダグダ。
それでも、競馬がヘタクソな奴を飛ばすなどしたが、最後の2回がとんでもないことになった。
なんと、証券マンが四暗刻単騎を親でツモったのである。それでチップ10枚持って行かれた。
そうなると、証券マンは手がつけられなくなる。四暗刻単騎の次の局で国士をテンパっていたたぁ。
証券マンの捨て牌に怪しい気配を感じたので、途中からベタ降りしていたとは、さすがわし。その局は、競馬がヘタクソな奴がクソ手で流してくれて助かったぜ。
ともかく、東風戦16回で終わって良かった。腰の状態よりも、流れの悪さの方が嫌だったのでな。もしいつものように10時過ぎまで打っていたら、とんでもないマイナスを叩いていただろう。
競馬がヘタクソな奴も沈んだ。「俺が麻雀で負けること自体が信じられない」だと?
ほざけ、ほざけ。おめぇのそういう口上は聞き飽きたよ。
それより、昨年の競馬の収支がマイナス30万って、アホか。だから、あれだけ足を洗えって言ったろ。奴は「競馬は趣味」と言っているが、ただ単にJRAに寄付しているだけじゃねぇか。
日が明るいうちに雀荘を出るなんて、初めての経験だ。やはり麻雀は最低12時間は打たないといかんな。
証券マンは、そのまま品川駅に向かった。明日から大阪で仕事とはハガい。
わしは、明日は2日に出た分の振り休だ。号泣組翁のように、振り休を出し惜しみするわしではない。
次回は2月10日か。できるかどうか、微妙だな。出勤でなければ、日としては絶好だが。
結果はともあれ、麻雀ができたことは良かった。証券マンが帰京する度にやろうじゃないか。
しかし、麻雀が終わって、1人で家に帰ると途方もない寂しさを感じる。これから2月10日を見つめて生きていくか…。
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