悲しきサンマー
今日もネクタイを締めて雀荘に向かった。青柳と同様、わしにとって麻雀は仕事だからな。
9時に闘牌開始のところを8時半に着いた。もちろん、一番乗りである。
例によって1人麻雀をしていたら、競馬がヘタクソな奴からメールが入った。そういうのは良くない知らせの方が圧倒的に多い。
「テッポウ野郎が家を出てすぐに目に激痛が走り、早くても10時半に開始になる」だと?
それは仕方がない。競馬がヘタクソな奴、証券マンとでサンマーをしながら、テッポウ野郎を待つことにした。
あらためて言うまでもないが、サンマーとは3人で打つ麻雀のことである。今でも大阪など西方面では、サンマーのフリー雀荘があるくせぇ。
が、わしはサンマーは嫌いだ。麻雀は4人でするこそ、麻雀だ。
1役1点でサンマーをしていたら、時がけっこう経った。そこに、テッポウ野郎から絶望のメールが競馬がヘタクソな奴に送信されてきた。
「いっこうに痛みが治りません。脳溢血の可能性もあるので病院に行きます。今日は本当にごめんなさい」
そこで鼎談となった。その結果、午後5時までサンマーをすることにした。麻雀しか悩のない木偶の坊には、それしか答えがない。
サンマーは、証券マンの1人勝ちだった。樫原のように何でもかんでもツモるのだから、どうしようもねぇ。
それでも、いいものを見れた。証券マンがとをポンしているところに、競馬がヘタクソな奴がリーチを掛けた。そして、をスーパーキャッチ。
競馬がヘタクソな奴がを切った瞬間、証券マンの手牌が倒れた。
デバサイ。他人同士の役満は、いつ見ても美しい。
それと、わしの迷彩ピリピリのリーチに競馬がヘタクソな奴が一発でを切ったのにも大納得。メンタン・一発・チートイ・赤・ドラドラ・ウラウラ。
ただ、わしの見せ場は、それくらいであった。サンマーはもういい。
今日は超低レートのサンマーで良かったぜ。これが普通の麻雀だったら、完全に田村だったわ。
納得いかんのは、3人で打っていたのに、4人分の場代を取られたことである。だったら、コーヒーのサービスも4人分持ってこい。
どうでもいいことだが、競馬がヘタクソな奴は昨日、JRAに5000円やられた。なので、今日は競馬に突っ込む金がなく、馬券を買えなかった。
悪いことは言わん。このまま引退しろ。
それにしても、サンマーとは悲しい。何が悲しいかと言うと、3人で打っている姿を、他の客に哀れみの目で見られたことである。
「ブスを連れていると、他の男の視線が痛いのと同じ」と言えば、その心境がわかろう。
言っておくが、「ブスを連れていると、他の男の視線が痛い」と言ったのは、わしじゃないぜ。誰の発言かは、ここでは申し上げない。
ただし、とっつぁんではない。とっつぁんの発言は、もっと品がないからな。
桐光学園が大苦戦だったと知って驚いた。相洋って、かわい子ちゃんじゃないのか?
初戦から完投しているようでは、松井が神奈川予選の途中でヘタってしまう。松井を甲子園で見ることはなさそうだ。
神戸国際大付が初戦敗退しただと? 結果を朝日のサイトで見て、絶叫マシーンになった。今日は横浜も辛勝だったようだし、夏の予選は本当に怖い。
日馬富士、話にならん。なんだか痛々しいな。
これで、今場所も白鵬の優勝か。北の湖理事長が、「白鵬には強敵がいない」と、白鵬の成績にアヤをつける気持ちがわからんでもない。
明日は引きこもりデーだ。サンマーとどっちが悲しいか、その答えを出すことができねぇ…。
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