一服の清涼剤

 
 田中が9回に出て来た時は、「ちょっとやり過ぎじゃねぇのか」と思った。抑えたからいいようなものの、薄氷を踏む思いだった。

 これでもし逆転されていたら、星野は北京オリンピック以上のバッシングを浴びていただろう。実際、逆転されるかもしれんと思ったわ。

 楽天は9年目にして日本一か。創設年の第2戦にロッテに0−26で負けた試合を、信玄亭でラジオで聴いていただけに、感慨深いものがある。

 今日の最大の勝因は美馬の好投である。今朝の朝日新聞も、読売が圧倒的に有利と書いてあったなか、よく投げたものだ。美馬がMVPなのは当然と言える。

 美馬が2003年の選抜に出たことを覚えている高校野球ファンは、どれだけいるか? わしは余裕よ。

 ざまぁなのは、読売の渡辺だ。V9の再現など、あってたまるか。

 地べたを這うような日々を送っている今、楽天の日本一、いや読売のV逸は、一服の清涼剤となった。

 明日は、報知新聞のサイトを見るのが楽しみだ。って、それしか楽しみがない…。



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