中途半端はいかん

　
　いよいよワールドカップの抽選が目前に迫った。高校野球の抽選でもそうだが、ある意味、抽選前が最もワクワクする。

　まさにキムラ店で写真指名をしないで姫の登場を待っているような気分である。が、写真指名をしないと後悔することになるぜ。

　朝日新聞の記者座談会では、「スイス、アルジェリア、ギリシャと同じ組になったら天国」と書かれていた。

　何を言っているのか。ワールカップの組み合わせに楽な組はあっても、天国となる組などない。

　ドイツ大会のパウル君よろしく、今回もタコによる抽選を行ったそうだ。それによると、日本は、ドイツ、オランダ、ナイジェリアと同組になったという。

　そんな組み合わせになったら、日本が草刈り場にされるのは必至。というか、どんな組み合わせになっても、他の３か国は、日本に対しては勝ち点３を計算するだろう。

　わしは、中途半端な組み合わせになりそうな気がする。たとえば、スイス、ガーナ、日本、ボスニア＝ヘルツェゴビナのような組み合わせである。そういうのが一番つまらん。

　博打でも中途半端は最もいけない。行くか引くか、そのどちらかでないと、金をいくら持っていても持ち金がゼロになる。

　明日は出勤である。だから、６時半に起きて、抽選の場面だけを録画で見る。お偉方のスピーチや抽選前のくだらないセレモニーは、当然、早送りだ。

　「報知高校野球」が発売になったくせぇが、今はワールドカップモードである。よって、「報知高校野球」を買うのは来週にする。

　明日は、朝が早い。今日は10時に寝よう。