初めての寝坊

　
　ハガい。寝坊した。目が覚めたのが10時半だったのある。

　昨晩、携帯の目覚ましを掛け忘れたのか？　いや、それはない。麻雀でチョンボすることがないのと同じく、そんなミスをするわしではない。

　ということは、携帯の目覚ましが鳴らなかったのか？　それとも、わしが携帯が目覚まし音を奏でたのに起きられなかったのか？

　 後者は考えられない。目覚めは極めていいうえに、土曜は７時５分と７時15分と、２つタイマーをセットしているのだから。

　ともかく、半日出前になってしまった。寝坊で出前を取るなんて、山口百恵・‘初めての経験’である。

　再度こういうことがあったら吐く。だから、帰りにヨドバシカメラに寄って、目覚まし時計を買った。値段は3900円であった。

　3900円か…。デカピンの麻雀でザンクを和了ればいいわけだから、それほど高くはない。

　明日から、携帯と目覚ま時計でタイマーをセットすることになる。これで寝坊することは万が一にもあるまい。

　先週の土曜はワールドカップの抽選を録画し損ない、今週の土曜は初めての寝坊。なんだか土曜が鬼門になってきた。来週の土曜は、何も起こってくれるなよ。

　競馬がヘタクソな奴から、依然、返信がない。この野郎、いい加減にせぇよ。

　こうなったら、明日の競馬の時間に大量の嫌がらせメールを送ったるぞ。これを脅しと思ったら大間違いだ。

　明日の寝坊は許されない。４つタイマーを掛けたから大丈夫だろう。まさに、サーマンの空中４点蹴りだ。

　ともかく、今日はさっさと寝る。寝坊は御法度だが、永遠の眠りならいい…。