優勝候補筆頭、不在
今日は、朝からヅガンだった。高田馬場で山手線が動かないでいたので嫌な予感がしたら、「新宿駅でお客様が線路に転落しましたことで、ただいま運転を見合わせています」という放送が流れくさったのである。
わしは、土日と祭日は、いつもより15分ほど遅く家を出ている。だから、このまま運転再開を待っても遅刻するのは明らか。
祭日なので遅延証明をもらうのも一苦労と思い、西武新宿線で西武新宿駅まで行くことにした。いちおう、西武新宿駅の改札で、「振り替え輸送をしているか?」と聞いたら、「していない」とのことだった。
クソ〜、140円、損した。それでも遅刻するよりはまし。この辺のわしの判断力は諸葛孔明なみと言える。
というわけで、昼休みに紀伊国屋に行ってきた。むろん、選抜ガイド号を立ち読みするのが目的であった。
紀伊国屋に赴く前にクソをした。祭日で混んでいる紀伊国屋のトイレが塞がっているのは自明。そんなシチュエーションでクソ意を感じたら、KOされる可能性が高い。
じっさい、本屋に長く居るとクソ意を感じる現象があるくせぇしな。やはり、わしの判断力は諸葛孔明なみだ。
紀伊国屋の雑誌コーナーには、選抜ガイド号が4冊置かれていた。そのうち、ベースボールマガジン社の「センバツ2014」と「ホームラン」は、表紙が池田高校の面々だった。また、報知高校野球の表紙を飾ったのは横浜のメンバーであった。
「日刊スポーツ発行のガイド号の表紙は?」だと? ミーハー向けの雑誌に用はない。
今回の報知高校野球も、各校の戦力分析表が載っていなかった。それでは買わん。戦力分析表がないことで売り上げが落ちているのは間違いない。
誰が戦力分析表をカットするように言い出したのか? そいつは、ファン心理がわかってねぇ。
「センバツ2014」と「ホームラン」は、優勝候補として、まず沖縄尚学、日本文理を挙げていた。ただ、「ホームラン」が「神宮大会の決勝戦のカードが沖縄尚学と日本文理になるとは誰も思わなかっただろう」と書いているように、沖縄尚学、日本文理は絶対の候補ではない。
両誌とも、3番手に横浜の名前を挙げていた。確かに、横浜は戦力が充実している。
それに、一度は死んだ身だから気楽に戦えるという心理面も強みである。だから、わしは横浜を優勝候補筆頭に推したい。
横浜は、練習試合で浦和学院に6−1で勝っていた。横浜打線が小島を打ち崩したのか? そうだとしたら、ますます横浜を本命に考えたくなる。
明徳義塾は、両誌で評価が分かれた。「センバツ2014」はBランク、「ホームラン」は優勝候補の4番手としていたのである。
わしは、横浜の次に明徳義塾を買っている。昨夏、大阪桐蔭打線を封じた岸が残っているからな。
明徳義塾にも横浜同様、最後の最後で選ばれたという気楽さがある。馬淵のおっさんも、そのようなことを言っている。
このほか、両誌がともにAランクにしているのは、龍谷大平安と三重であった。龍谷大平安は近畿大会の優勝校だから当然だと思うが、三重がAランクとは意外であった。
選抜で不埒なことをすることになったら、三重を隠し球にしておこう。不埒なことが何かは、ここでは申し上げない。
履正社と広島新庄の評価がそう高くないのは意外であった。といっても、両校がかわい子ちゃんであろうはずがない。横浜も明徳義塾も、早い段階で両校に当たりたくないだろうな。
あらためて書くまでもないが、21世紀枠の3校に割かれたページは一瞥だにしなかった。高野連の欺瞞に付き合ってられるか。
こうしてみると、今年は優勝候補筆頭が不在の大会であることがわかる。そういう大会も珍しい。
今日から選抜の研究に入る。不埒なことをやるから研究するわけではない。
明日は出勤だ。休日出勤の日の翌日に出勤とはハガい。
が、仕方がない。今日の振り替え休日は、土曜の大雪の日に前借りしたのでな。
まじで、明日、定刻に起きられるか不安だ。選抜のライブ観戦のためにも、これ以上の出前は許されない…。
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