卓外戦術

 
  GWのクソ麻雀の日程が決まった。5日10時に「サン」に集合だ。

 すでに競馬がヘタクソな奴が、奴の名で予約を入れた。万が一にも、当日、麻雀難民になったらシャレにならないから、予約した方が賢明であろう。

 実は、競馬がヘタクソな奴とGWのクソ麻雀の日程について、秘密裏にやり取りをしていた。

 奴は、
「第1希望は5日、第2希望は6日」と、わしにメールしてよこした。そんなもん、2日連続でツモればいいじゃねぇか。

 それで、
「諸般の事情により、5日は田村になる。6日もやらないか?」と返信した

 
「いつまでも『田村』とかバカな卓外戦術をする奴とはやりません。5日もやりたくなくなってしまいます」だと? 

 言っとくが、
「田村」はバカな卓外戦術じゃないぜ。高等な卓外戦術だ。

  
 
 毎度お馴染みの田村の決め台詞

 こうなったら、5日は徹マンだ。
「お前と長く打ちたいから徹マンをしたい」と送信した。

 
今はそう言っていられますが、始まったら『もう勘弁して下さいってなるのは目に見えています」たぁ、フザケやっがて。

 徹マンになろうがなるまいが、奴を大敗させ、また熱を出させてやる。

 5日まで、まだ日がある。
「田村」以外の卓外戦術で、奴を揺さぶったる。

 実家の賃貸契約を解約された奴と‘ボーナスなし男君’の対決か。なんともハガい戦いになりそうだ。

 わしの命令通りにメンツ集めに奔走したので、奴にプレゼントを贈った。

 「0、1、2、3、4、5、6の7つの数字から3つの数字を使って作られる3桁の整数の、百の位をa、十の位をb、一の位をcとする時、a<b<cである整数は何個できるか」(2007年度・早実高等部入試問題) 

 数日経つのに、奴から答えが返って来ない。野郎、解けねぇな。

 わしは正解したぜ。ただし、鬼のように時間が掛かったがな。

 この挑発も立派な卓外戦術よ。まだまだ卓外戦術を駆使するから覚悟しておけ。

 今日の中日の先発が智弁和歌山OBの岡田と知って期待して見ていたのだが…。読売には通用しなかった。

 岡田は高校時代より球が遅くなったような気がする。高校時代は140km以上の球を投げていたのに、どういうことだ?

 が、それなら1軍で先発を任せられないはず。いずれにせよ、このままだとプロでメシを食っていけないことは確かだ。

 クソ麻雀だけがGWのよすがか。人生の2割も思い通りにならねぇ…。


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