ウルグアイ戦

 
 今日は、相手が悪かった。ワールドカップでの惨敗後、最初の試合だったのだから、かわい子ちゃん国で良かったんじゃないか。

 実際、個々の力が違った。ポストに当たったシュートがあったものの、得点の匂いが全くしなかった。

 今回の来日メンバーに噛み付き野郎がいなかったのは残念である。噛み付き野郎が来日していたら、大差になったであろう。
 
 今日は負けたものの、4−3−3のフォーメーションに異議を唱えるつもりはない。わしは、4−3−3のフォーメーションが好きなのだ。

 その理由だと? クライフ率いる74年のオランダ代表が、そのフォーメーションだったからである。

 本田がキャプテンというのには吐いた。本田にキャプテンシーがあるとは思えん。

 とはいえ、長谷部はもういい。長谷部は、代表では一丁上がりの選手だからな。

 なんだかんだ言って、イタ公が日本を去ったのは寂しいな。今、イタリアで悠々自適だろう。

 あに? シュティーリケが韓国の代表監督に就任しただと? 

 シュティーリケといえば、ドイツのワールドカップでのPK戦において、唯一、失敗した選手として知られる。

 PKをミスった時のシュティーリケの号泣は凄まじかった。ベテランなのに、当時、若手だったリトバルスキーに抱きかかえられているシーンは、言っちゃあ悪いが、情けなかった。

 それはともかく、シュティーリケの監督としての能力はどうなのか? 不倶戴天の敵である韓国の監督であるだけに気になる。

 オランダが親善試合でイタリアに完敗したくせぇ。中盤の要のストロートマン、エースFWのファン・ペルシーが出場していないうえ、退場者を出しては、その結果もやむを得ない。

 オランダの一時代を担ってきたファン・ペルシー、ロベン、スナイデルが30代になった。これからまた、1980年代前半のような暗黒時代に入るのではないか?


 やはり八重樫はKOされた。
しかし、八重樫の勇気と根性には、「でもよ、おめぇはえらいぜ。男だったぜよぉ」という、大利根一鬼の言葉を贈りたい。

 「その意味がわからない」だと? 梶原一騎先生原作の「紅の挑戦者」を読めばわかる。

 ともかく、今日の試合は、近年、稀に見る好試合だった。年間ベストバウトに選ばれるのは間違いない。

 U18が台湾相手に、やっとの思いで勝った。予選リーグで戦った超かわい子ちゃんのフィリピンやスリランカとは、別格の相手だったようである。

 こうして考えると、将来のWBCでも、アジア予選で苦労しそうだ。もっとも、今回のU18メンバーは、真の高校選抜とは言えないが。


 明日は土曜か。田無駅の売店で、お釣り作戦を敢行するかもしれん。

 って、そんな余裕が今のわしにあるのか? いや、ない…。

 

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