名人に見抜かれる
仕事帰りに、針の名人の所に寄ってきた。1か月に1度の治療は欠かさず行っているのである。
が、来年、プー太郎になったら、どうするか? 1回7000円の治療代は、プー太郎にはハガい。
針を打つ前に名人に、「お変わりはありませんか?」と聞かれた。それに、「ええ、お陰様で大丈夫です」と答えた。
それはシャミである。先日の競馬がヘタクソな奴を懲らしめた麻雀の後遺症で腰が張っていたのでな。
だからであろう、名人は何にも言わなかったが、いつもより入念に針を打たれた。そして、針をグリグリ回された。
名人は、わしが麻雀をして腰の状態を悪くしたことを見抜いたに違いない。そうでないと、そんなに丹念に治療しないだろう。
そういや、競馬がヘタクソな奴からリベンジマッチの申し込みがないな。野郎、また競馬で負けやがったな。
だから、負けが込んでいる時は、見(けん)しろと言ったろ。ったく、人に言うことを聞かない奴だ。
今日も、‘かめや’で天玉うどんを食った。しかし、うどんを注文したのはわしだけ。おめぇら、西を見習って、うどんを食えや。
西武新宿駅に行くまでに、JR線のガードを通った。そこにホームレスのおっさんが居た。
わしも人のことは言えん。いつホームレスになるとも限らん。
ただし、ホームレスに落ちる前に、麻雀で最後の大勝負をする。それに負けたらホームレスだ。
プー太郎もホームレスも怖くねぇ。怖いのよぉ。
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