PLが解散たぁ

 
 あんだと? PLが廃部の危機だと? そのニュースを知って、まじで吐いた。

 西田、西川、榎田、桑田、清原、立浪…。何人ものPLの選手に煮え湯を飲まされた。

 しかし、強いPLが存在してこその高校野球ファンであった。それが廃部たぁ。

 昔、
「PL、解散」というスポーツ紙の一面を見て狂ったことがあるが、その時はピンクレディの解散であった。今回は、本当にPL野球部の解散くせぇ。

 PL歴代最強のチームは、KKが3年生だったチームだとされる。が、朝日の記者は、85年の夏にPLが優勝した翌日、
「パワーでは、抜群の優勝候補と言われた昨年のチームの方が上だった」と書いた。

 実際、84年のチームは凄かった。桑田の速球が最も唸ったのは84年の夏だったし、鈴木・清原・桑田のクリーンアップは歴代最強のクリーンアップであった。そして、水も漏らさぬ抜群の守備力。

 84年のチームは、高校野球版ミラクル3と言える。そして、わしが恐怖を感じたチームであった。

 PLの試合で最も吐いたのは、83年の池田戦である。現実を受け入れるまで、随分と時間を要した。

 次は、81年選抜の印旛戦だ。あの場面で代打の佐藤に同点スリーベースが出るかよ。

 3番目は、79年選抜の宇都宮商戦か。宇都宮商は、まさに討ち死にであった。

 オランダ、あかん。ホームで、かわい子ちゃんのカザフスタンにやっと逆転勝ちではよ。やはりオランダは暗黒時代を迎えそうだ。次代を担うタレントがいねぇ。

 それより深刻なのがスペインだ。アウェイとはいえ、超格下のスロバキアに負けるかよ。

 どうやら、ブラジルワールドカップが、スペイン代表にとってアマルダの海戦だったくせぇ。無敵艦隊がアマルダの海戦でイギリスに大敗して以降、スペインは没落していった。歴史は繰り返すのか? 

 CSをライブで見ることができなかった。ったく、土曜が仕事とはハガい。

 金子が先発した試合を落とすとは、森脇監督としては、
「計算外だよ、玄大佐」もいいところ。それでも、打力で上回るオリックスが有利だと思うが…。

 阪神−広島は、奇しくもPLOBの福留と前田が明暗を分けた。

 福留のセンターバックスリーンのホームランを見て、銚子商戦での一発を思い出した。そのホームランも、センターバックスリーンへの一撃だった。

 95年選抜は、福留を中心とするPLが優勝候補筆頭と目された。それで、アベがPLで博徒になっていた。

 初戦の銚子商戦の3回裏、PLは渡辺の同点タイムリーの後、福留が勝ち越しのスリーランをセンターバックスリーンへ放った。それを見たアベは、
「やっぱPLは違うな」と思ったそうだ。

 が、その後、PL投手陣が崩れ、点の取り合いの末、PLが敗れた。アベは、
「あんなの、PLじゃねぇ」と吐き死んだのであった。

 引っ越して、今日で2日目。地下のメゾネットの荷物の整理が全然済んどらん。ま、おいおいやっていくか。

 それにしても、PLの事実上の消滅はショックだ…。
 

次の日へ 前の日へ
日記トップへ HPトップへ
PLが解散たぁ