1人記者座談会
明日、選抜の組み合わせ抽選が行われる。絶叫マシーンになるような組み合わせにならないでくれ。
初戦が仙台育英−大阪桐蔭、浦和学院−天理などになったら吐き倒れる。そう書いて、本当にそうなったことが何回かあるので怖ぇ。
というわけで、今回も1人記者座談会を行いたい。それを鵜呑みにして、琴光喜で大損しても関知しないことを断っておく。
−:仙台育英を優勝候補筆頭に推す声が多いね。
A:ミニ全国大会の神宮大会を圧勝の連続で優勝したからね。
C:今年のチームは、2年前に神宮大会を制したチームより戦力が充実している。投の佐藤世那、打の平沢と軸がしっかりしているのが強み。
D:平沢のほか、1番の佐藤将、4番の郡司、5番の佐々木良など他の打撃陣もいい。
C:7番に主将の佐々木柊が復帰したのも大きい。佐々木監督は、特に打線に手応えを感じている。
B:佐藤世那の存在感は抜群。140kmを超える速球に加え、フォークもいい。神宮大会では、強打で鳴る天理と技の浦和学院をそれぞれ1点に封じた。
E:神宮大会の優勝チームはマークがきつくなり、近年の選抜では結果を出していない。そこが不安だ。
−:仙台育英に続くチームは?
B:天理と大阪桐蔭。
C:天理は、好投手が揃ったレベルの高い近畿大会を制した。かつての強打が復活している。勝率も抜群だ。
E:投は、斎藤、森浦と左腕2枚を持っている。森浦は、近畿大会の大阪桐蔭戦で好投した。
D:選抜では左腕が活躍する例が多い。強打も加味して、天理を優勝候補に挙げたい。
A:大阪桐蔭は、チームの経験値が高い。左腕・田中、中軸の福田は、昨夏の優勝メンバー。
C:圧倒的な強さで大阪大会で優勝し、近畿大会で天理に敗れたものの、2−3の接戦だった。
E:大阪桐蔭ナインは、甲子園で戦うとより力を発揮するように思える。戦力も充実しているし、優勝する力は充分にある。
−以上の3校が3強か?
B:異論はない。
−:では、3校を脅かしそうなチームは?
A:浦和学院と敦賀気比。
D:浦和学院は2年前のチームより小粒とはいえ、相変わらず接戦に強い。激戦の関東地区をしぶとい勝ち方で勝ち抜いた。
E:エース左腕の江口は安定感がある。3番の津田中心の打撃陣も、そこそこの得点力がある。
C:2年前のように組み合わせに恵まれたら、上位進出が見えてくる。
E:敦賀気比には、北陸勢初の優勝の期待が掛かる。
B:昨夏のベスト4投手の平沼が投打の中心だが、ワンマンチームではない。北信越大会を圧勝した。
D:長打力は旧チームに劣るが、得点力は高い。
−:東海代表の静岡と県岐阜商も評価が高いね。
A:静岡は破壊力では大会随一の打力を誇るバッティングのチーム、県岐阜商は大会bP投手の高橋の投のチーム。
D:しかし、静岡は投手力に、県岐阜商は打力に不安を抱えている。
B:その点からして、先に挙がった5校より総合力で見劣りするかな。
−この他の有力チームは?
C:八戸学院光星を推したい。秋はチーム全体が不調だったが、エース中川など、中心選手は好選手が揃っている。
A:関東では、木更津総合と健大高崎を評価する向きもあるね。
B:木更津総合は総合力がある。健大高崎は、昨夏ほどではないが、足を使った攻撃がうるさい。
A:東海大菅生には二刀流の勝俣がいる。初戦で当たったら厄介な相手だ。
E:二松学舎は若いバッテリーがしっかりしている。2人とも昨夏の甲子園で活躍した。選抜で旋風を巻き起こす可能性がある。
D:龍谷大平安には、昨年の選抜優勝の原動力になったエース高橋が残っている。
C:高橋が好調を維持し続けたら連覇も見えてくる。残念ながら打線が弱いけどね。
A:近江も侮れない。エースの小川が健在だ。
B:中国は岡山理大付が有力。もっとも、秋の中国大会はレベルが高くなかったが…。
A:四国では英明、九州は九州学院と、地区優勝校に目をやりたい。
E:特に英明が不気味だね。左腕の田中は打ちにくい。
−毎年のことながら、抽選がどうなるかだね。
D:強豪校としては、事実上、不戦勝となる21世紀枠の高校と初戦で当たって、実戦感覚を磨きたいところだ。
例年なら、今頃は選抜のことで脳が沸騰しているが、今年は実家の借り手がつかないことで、連日、吐いている。今日も不動産屋から電話がなかったしよ。
今週と来週の土日が勝負である。それを逃したら、また数か月間、空き家状態となろう。
数か月なら、まだまし。1年以上だと、まじで吐き死ぬ。
まあいい。明日の選抜の抽選で、しばし実家のことを忘れよう。って、無理だな…。
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