何というトラップだ
プー太郎生活487日目。
起きたら、とっつぁんからメールが来ていたのに気がついた。とっつぁんには、昨晩の電話で、「明日、物件を内覧しに行く」と伝えていたのである。
「そのマンションは事故物件です。2年前の4月に殺人事件で大騒ぎになったマンションです」
あに? それは寝耳に水だ。
すぐにそのマンションで起こった殺人事件をネットで調べたら、ワイドショーを見ないわしでも知っている殺人事件であった。
それで、そのマンションの最寄り駅で落ち合った不動産のおっさんに、とっつぁんからのメールを見せたら、おっさんはスマホでその殺人事件を検索した。
そしたら、「確かに、そのマンションで殺人事件が起こっていますね。やめときますか?」と聞いてきた。
サークルの後輩の司法書士も来てくれていたし、そのまま引き返すのも何なので、とりあえず物件を見てみた。
物件自体は良かった。また、駅から2分なので生活するには快適だろう。が、有名な殺人事件があったマンションに住むのは…。
「白骨死体が床下にあっても、匂いさえしなければ、平気で住みますよ」というムキリョクンならいざしらず、そういうのにクソ弱いわしが、そのマンションで暮らせるとは思えん。
恐怖で夜も寝られないだろう。夜にマンションに帰って来れないだろう。
不動産のおっさんには返事を保留したが、この物件はなしだな。今の額の半値であっても買う気にはならん。
むろん、不動産のおっさんが悪いのではない。わしがネットで探した物件だからな。
しかし、何というトラップだ。7日から甲子園大会が始まるし、今のアパートを更新して、しばらく大人くしているか。
それにしても、とっつぁんは、よくぞ調べてくれた。もしとっつぁんが教えてくれなかったら、購入していた可能性が高い。
1つ学習したのは、辺鄙な駅であっても、駅からほど近かったら暮らすのには問題はないということである。常勤でないし、都心から離れた駅でも構わん。
ただ、ペット可の中古マンションが極端に少ないのがハガい。新築マンションなら、その多くがペット可なのだが…。
弟にその物件のことを話したら、「俺は同じ部屋でなければ気にしないけどな。でも、お前の性格を考えたらダメだ」と言われた。
同じ兄弟で、なぜ、こうも胆力が違うのか? 兄貴として浮かぶ瀬がねぇ。
ここで、甲子園大会に話を変えたい。朝日のサイトに以下の記事が載っていた。
『例年に増して好素材が集った。甲子園初登場となる履正社の左腕寺島、横浜の右腕藤平に注目が集まる。
寺島は140キロ台後半の速球に伸びがある。コーナーを突く制球力に加え、力の強弱をつけたペース配分もできる。1年夏から登板しながら甲子園に届かなかったが、大阪大会は4試合で43奪三振、1失点。「世代ナンバーワン左腕」の呼び声にふさわしい投球で、チームを優勝に導いた。
藤平も最後の夏に聖地にたどり着いた。185センチ、キロ3の体格から、150キロ超の直球で押す。神奈川大会は短いイニングの登板が多く、計22回3分の2を6失点。スライダーのキレも鋭く、30三振を奪った。
両投手に劣らず評価が高いのが花咲徳栄の高橋昂だ。今春の選抜大会では「屈指の左腕」と称されながら初戦で敗れた。勢いのある直球とフォークのコンビネーションが武器で、今夏の埼玉大会は6試合計37回を52奪三振、無失点と圧巻の投球で勝ち上がった。
選抜の悔しさを糧に戻ってきた好投手は他にもいる。
優勝候補に推されながら2回戦で敗れた東邦の藤嶋は、武器のカットボールに磨きがかかった。準々決勝で九回2死から逆転サヨナラ負けした木更津総合の左腕早川は抜群の制球力を誇る。内外、高低を巧みに突いて三振を奪う。初戦敗退した常総学院の左腕鈴木昭も、低めへの制球が良い。創志学園の高田は直球の最速が154キロまで伸びた。
選抜優勝の智弁学園・村上はスライダーと力のある直球が武器。松山聖陵のアドゥワは196センチの長身から140キロ台の速球を投げる。高川学園の山野は167センチと小柄だが、速球は140キロ台中盤。近江の京山は力みのないフォームで直球に切れがある。作新学院の今井、広島新庄の堀も150キロ近い速球が注目される』
こうしてみると、打線も強力な履正社と横浜が優勝候補の双璧か? 東邦を含めた3強かどうか、朝日の記者座談会が待たれる。
あ゛〜、今日は精神的に疲れた。たぶん、今夜はうなされるだろう…。
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